日大大麻問題と沢田副学長の対応について

沢田副学長は、検察OBである。この人の行動は、非常に不可解だし、問題が多い。
麻薬は、持っているだけで罪に問われるものなのに、それを自分で保管している。自分がまだ検察官ならそれもあるかもしれないが公務として行うときだけである。警察に対して自分がなんとかできると思っていたのであれば、それは驕りである。
検察官を天下りとして受け入れる会社や団体は、このように"警察に顔がきく"ことを望んで受け入れているのではないかと穿った見方もしたくなる。今回の彼の行動は、他の天下り検察官に対してこのような疑念をもたらすかもしれないという意味で誠に失礼。自分が検察官なら、明らかに証拠隠滅行為として摘発すべき立場ではないか?この12日間で、学生の麻薬検査が陰性になるのを待っていたとしたら証拠隠滅を図ったとも考えられ言語道断だ。法の番人とはおこがましい行動である。
今回の対応について大学は、教育機関であり学生との信頼関係云々の発言があったが、相手は、18歳を過ぎた今では立派な大人であり、初等教育機関ではない。明らかに法を犯しているのである。100歩譲って教育的配慮や信頼関係のことを言うなら、速やかに同行して自首させれば良い。彼らの言う信頼関係は、大人の世界の"なあなあな関係"に過ぎないのではないか?
彼は、林理事長らからやめるよう言われて怒っているが、理事長らがグルでなければ解雇して当然である。検察OBは、弁護士もできるので、これから自分の待つスキルを使って、不当解雇と戦うつもりだろうか?公的資格を持っていてもこのような人に、司法の仕事はしてほしくない。
組織で不正を正すには、内部告発制度を準備する組織も増えているが、沢田副学長のような人がトップに居るようだと、こう言った制度もうまく機能しないのではないか?怖くて内部告発などできなくなる。
早く解雇すべきである。

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