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【   】 の見えかた、そして結びつきかた

みなさんこんにちは! 献血推進隊team.九大です。
今回は私たちが、なぜ献血の活動をしているのか、そしてなぜそれを続けているのか、ということについてお話しします!

わざわざ数あるサークルの中から、献血を選ぶ理由ってなんだろう? ボランティアが好き? 就活に有利だから? それとも、いろんな人に出会うのが楽しいから?

そんな疑問符を思い浮かべつつ、私たちの活動をぼんやり眺めていた人もいらっしゃると思います。どれも部分的に正解ですが、核心の部分からはやや離れたところに、それぞれの答えが散らばっています。

では、その核心は何か?

答えは、「見えかた」と「結びつきかた」を、アイデアで変えていくのが大好きだからです。

そもそも献血はとても素晴らしい人助けであるにも関わらず、あえて足を運ぼうとする人はそう多くはありません。この記事を書いている私も然り、気付いた時にはもう遅い、ということだってあるものです。

いくらいいものであっても、その伝え方を工夫しなければ、なかなか浸透しない。

特に学生という一番楽しい時期に、困っている人に目を向けるのは、かなりエネルギーを要することだということも、また若者と献血の結びつきを考える上で大切な要素です。

だからこそ私たちは、福岡学推の一員として、どうしたら若者の献血者が増えるかというテーマに対しての答えを実践してきました。また学推に加盟する大学のそれぞれが、個性的なアイデアを出して、献血の場を盛り上げていました。

献血会場を変えてみたらどう? 食堂前のほうが、人が多いよね?

限られた予算で、どうしたらもっと魅力的なお礼になるかな?
 …あ、ブラックサンダーのつかみ取りとかは?

呼びかけの時の台詞って、長すぎても伝わらないし、短すぎてもダメだよね。ポイントを絞って、伝えるべきことをコンパクトにしようか!

学食とコラボして、貧血を解消できるレシピを提供してもらおう!

どの意見も実際に学推の中で耳にしたもので、それぞれがテーマである「若者の献血者を増やす」という目的に沿ったアイデアになっています。

ただ、よく見てみると。

これらはすべて、『献血の見えかた、そして献血と若者の結びつきかたを変えるためのアイデア』と言い換えることもできます。

効果的な呼びかけには効果的な場所、そして効果的な文言が必要。献血に関心を持ってもらうために、まずは食事。限られた予算内で、ワクワクを最大化する方法。

この記事のタイトルでもある
『【   】の見えかた、そして結びつきかた』という公式に、知らぬ間に【献血】を当てはめて、それを変えていくために様々なことを実践していたわけです。

そして今、世界を形作るものをぼんやりと眺めて見た時、多くのものがこの『【   】の見えかた、そして結びつきかた』という公式に乗っかっていることがみえてくると思います。

つまり献血を通して行なっていたあらゆることは、公式を少し置き換えるだけで、どのような場面でも役に立つ、ということです。

どのような場面でも役に立つスキルを、多くの大学が加盟する学推という場で、ともに実践すること。献血という多くの人がターゲットのテーマだからこそ、そして日本全国に献血を呼びかけている人がいるからこそ、他にはないスケール感で活動ができるということ。

『【   】の見えかた、そして結びつきかた』を深く考えて、アイデアとして問い直す。一番難しくて、一番面白いテーマの一つである献血という場で、実践してみる。こんなに面白いことって、中々ないですよね。


…さて、思いつきで書き進めてきた記事ですが、現在献血推進隊team.九大は高齢化が進み、極めて活動継続が困難な状況に陥っています。

私のアイデアで、『献血の見えかた、結びつきかた』というテーマに一撃を打ち込んでやろう、という心優しく勇気溢れる後輩が現れることを切実に願っています。少しでも興味が湧いた人は、ツイッターアカウントへのDM、あるいはコメントをよろしくお願いします!

それでは!