「俺」って言えない問題
ある番組を見ていたら、「若者離れ」という特集をしておりました。車だったり、ジーンズだったりと特集していました。
その中で、「俺離れ」というのがありました。一人称「俺」は幼い印象だったり、自己主張が強い印象があるのか、「俺」というのを使わない人が増えているそうです。
「居酒屋とかでいい大人が、俺はさぁ〜とか言って語っているのってみっともない感じがする。」とインタビューで語っていました。
お〜〜!!ついにこの時代がやってきたんだなとちょっと嬉しくなりました☆
僕自身、小さい頃から、「一人称問題」が常につきまとっていました。
「僕?俺?私?ウチ?ワシ?」
なんかどれも違う感じがしていました。
「僕」はなんか、お上品な感じがして普段使いするのはちょっと恥ずかしいし、「俺」なんてキャラ的に違うだろとなるし、「私」はどんだけ丁寧なんだよってなるし、「ウチ」ってやはり女、しかもカタカナのオンナって感じするしなぁ〜。。。。
というわけで、僕自身は普段は「一人称」は「自分」と言っていました。公の場?仕事とかでは「僕」と言うことにしていました。
英語だと「I」という一つしかないのに、日本語はなんでこんなにあるんだろうか?と恨めしく感じていました。
この時から性別を感じさせるような事を無意識に避けた傾向があったのでしょうね!
なんとなく、アイデンティティーが定まらない感じに密かにモヤモヤしていました。
基本的に日本の殿方は「俺」と言うのが主流だと思うのですが、「俺」という一人称はどうしても言えなかったのです。
日本人お得意の、みんなが使っているから「俺」って使うんだ!みたいな概念もそこには通用しませんでした。
この自分が「俺」っておかしいでしょ!!その感覚が強くありました。一体みんなはいつから自分の事を「俺」と呼ぶようになるのでしょうか?
そういう事もあり、なんとなく一人称で「自分」を今まで使っていたわけです。
実際問題、自分では結構大きな問題だったのですが、周りから見れば「一人称」なんてどうでも良い事だったみたいですね。
僕自身が「自分」って言っている事に対して、周りって何にも気にしていなかったんですよね 笑
若い時の拗らせがここにも現れていただけなのかもですよね〜。
しかし、今若者が「自分」って言っている事ちょっとマイノリティーを脱した感じがしてホットしたのと同時に、自分が感じていた事を感じていたいた人っていたのかもしれないなぁ〜と。
「一人称」に対して疑問を感じるセンシティブな子が増えてきているって事なのかな?
この「一人称」が「性」という事に繋がっているのかは分からないですが、ちょっとずつ「性」に対する変化というのも起こっているのかなって思っちゃいます。
極論、どっちでも良いだろって 笑(そんなわけないのかな?)
「若者離れ」って色々言われていますが、果たして「若者」ってどこに向かっているのでしょうかね☆
ちなみに、学生の頃女の子で「ワシ」って言ってる子がいたのですが、物凄く変人でした 笑🤣
佑治郎