おごりおごられ。
こんにちは!
ゲイの友達から最近「相方ができた!」と報告がありました。
ゲイは恋人のことを「相方」と呼びます。
電車の中で、恋バナをしていると、「相方」「相方」って言っているので、きっとバレているんだなと思っています。
ノンケ(ゲイの人がストレートの男性のことを総称する言葉。)が彼女のこと相方って呼ぶのなんか不自然ですもんね。
「良かったねー!どんな人なの?」
「20歳でピチピチの大学生。」
「ピチピチ、、、魚?大丈夫なの?若い子好きだったけ?」
「特にこだわりはなく。まぁ、若い子に好かれるっていうのも悪く無いよね〜。」
「大学生と話合うの?何するの?」
「どっか食べに行ったり、旅行行ったり、普通だよ。もちろん向こうお金ないし、こっちが出してあげているけどね。」
独身30歳!!!!!!
遂にそういうステージに差し掛かってきてしまったのです。
割り勘とかじゃなく、若い子にはお金を出してあげるというステージに。
「そういうのって、向こうはどうなの?お金目当てとかになんないの?」
「お金目当てもあるんじゃない?まぁ、会計の時に財布は出してくれているからそれで良しだね。」
「なんか、自分がそういうステージに行ったってなんか認めたくないんだけど。」
「ステージ?笑 意外と悪くないよ。奢った時にその人の人間性出て来るから。本当に好いてくれるのなら、やっぱり向こうも楽しそうにしてくれるし。気持ちよくお金を出せるだけの子って今中々いないから、やつは大したもんだよ。」
そんなもんか〜。
確かにそうだな。
僕も23歳の時に40歳の人と付き合っていました。
食事、旅行行くのにも、基本その人が出してくれました。
23歳の時の給料なんて、雀の涙だから、1回の食事で1000円もかなり贅沢の極みだったあの時。
その相方と食事に行くときは、一回で3000円もする所に連れて行ってくれたりしました。
旅行にも連れて行ってくれたり、美味しいお酒や、美術館など自分とは違う次元の景色を見せてくれました。
その人とは別れてしまったけれど、その人がしてくれたようなことを、今度は自分が違う人に返す番なのかも知れません。
しっかりと良い子を選んで、お金を出して、きちんと感動させる。
そして、たとえ別れたとしても、今度がその子が後々にそういうことをしてくれるようにバトンを繋げる。
そういう生き方もなんだか素敵ですよね。
ゲイの中には、
「今の若い子はなんでも奢ってもらおうとする。俺が若いときは何が何でも割り勘にした。」
という人います。
それはそれで、ガッツがあってフェアで素敵ですが、そういう方って、奢ってもらって幸せな体験をして、感謝するって体験していないのだなと思います。
そう考えると、友人もきっとそういう「奢ってもらう体験」をしてきたから、自然にそういうこともできるのではないかと思いました。
自分も、そろそろ若い子を捕まえないとな〜!!