こういう時だからこそ。
毎月一回にご飯に連れて行ってくれる方がいらっしゃいます。40代のお友達ですね☆
僕は昔から同世代の人というより、年上の友人が多いのです。ありがたい事です。
その方と先日焼肉に行ったのですが、
「最近はどう?色々と世の中大変だけど、仕事はちゃんとできている?」
「お陰様でまだ、リラグゼーションの方は大丈夫ですが、これから先どうなっていくか分からないので、先行き不透明です^^;ゲストハウスの事業の方は、中国人観光客向けにやっていたので、もう壊滅ですよ!!」
「そうなんだ!じゃあ、〇〇日って予約取れる?」
「あれっ!先週いらっしゃったのに!!大丈夫なのですか?」
「ほら、君がこの仕事辞められてしまうと困るからさ。こういう時だからこそ利用しないとって思うんだよ。」
もう、ぽっっ💓って感じですよ 笑
こういう考えかたって素敵ですよね〜!本当にありがたいって思いますもん。
どのお客様に対しても、感謝の気持ちに大きいとか、小さいとかって区別をつけてはいけないけれど、困っている状況の時にでも贔屓にしてくれているお客様はやはり、ありがたいです。
カルピスの原液を少し増やして提供するかのように、「感謝」の原液を増やして濃くして提供しちゃいます。
こういうのって「運が良い」って事に繋がってくるんだろうな〜って思ったりします。
行列のできる店とか、すでに人気のお店を利用するのって、店員さんが忙しかったり、流れ作業になっていたりして、「商品の対価」だけ頂くって感じがするのですが、
人気のない店とか、新しくオープンした店を利用した時って、「商品の対価」の他に、店員さんの「ありがとう」っていう気持ちを受け取れる気がするんですよね〜。
精神の風通しの良い人って、沢山「大きな愛」でもてなされた人だったりするのかなって(°C-uteかよ 笑)。
何に対して価値を見出すかって人それぞれだから、行列の店に並んで、インスタ映えのスイーツをゲットして、SNSにあげて、フォロワーの人と交流するっていうのも素敵ですしね。
先行きが不透明な時って、「無駄」を切って「必要」なモノだけにお金を使おうってします。
マッサージってその「無駄」のジャンルに入る事が多くて、切り捨てられる存在でもあります。
今では「コスパの良い」マッサージ店もあるわけです。
自分自身もそういう人間だったのですが、
今思うと、それって調子が良い時には手を差し伸べて、調子が悪くなると手を引く行為でもあるな〜と。
自分が生きるためだから、しょうがない事かもしれませんがね。
こういう状況だからこそ、当事者になっているからこそ、今までお世話になっている「無駄」なモノにお金を使うって事って大切なんだなと身を沁みて思います。
昨日、英会話のレッスンでした。
「今の状況で、レッスンをキャンセルする人が増えてしまったけど、君は来てくれるから嬉しいよ!ありがとう」
と。
人の集まる場所に行くのは不謹慎とか、イベントを開くのはありえないとか。
うつらないように、また、うつらせてしまわないように、先行きが不透明だから、子供が家にいるから、色々な理由があります。
そして、色々な正義がある中で、「こういう時だからこそ」。
空気を読むという事よりも、自分のいる環境においての「こういう時だからこそ」できることを考えることは大事だなと。思考停止に陥ってはいけないなと思うのです。
佑治郎