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音楽 / 最近のお気に入り 2023年7月

コロナによる制限が徐々に緩和されるにつれ、色々と慌ただしくなり気が付くと前回投稿から半年以上も経っていた。特に今年4月以降は昨年度と比較してもさらに忙しく、正直新しい音楽を聴く余裕もあまりない日々だ。
今回は昨年秋以降に聴いていたアルバムを振り返って、気に入っていた曲を書き留めていこうと思う。

1. Slipknot - The Chapeltown Rag

昨年秋から冬にかけてSlipknotの新譜を聴いていたが、ダークでメロディアスな路線があまり肌に合わなかった。
ただし、この曲はかなりお気に入りだった。

2. Behemoth - The Deathless Sun

Behemothの新譜も同時期に聴いていたが、こちらも悪くはないものの、それほどハマらなかった。
とはいえクオリティは高いアルバムだったし、この曲はその中でも好きだった。

3. Sacrilege - Shadow from Mordor

昨年末に購入した「現代メタルガイドブック」は非常に読み応えのある内容だった。

この本でSacrilegeを知ったが、UKハードコアとメタルがクロスオーバーした魅力的な楽曲をドスの効いた声で女性Voが叫んでいる構成は、一発で気に入った。

4. Rina Sawayama - Catch Me In The Air

リナ・サワヤマの2ndを何気なく聴いてみたらお気に入りのアルバムとなって、冬に愛聴していた。
Lady GaGaを想起させる部分があったり、どことなくJ-POPっぽいヒネった曲展開があったりするところが好き。

5. Capsule - エスケープ・フロム・リアリティ

Perfumeの新譜を聴いた時にも思ったが、Capsuleの新譜はさらに80年代シティポップ路線に突き進んでいた。しかもそのクオリティが高く、こちらも冬にかなりの頻度で聴いていた。
その中でも、この曲は哀愁のある雰囲気が特に自分のツボにハマった。

6. betcover!! - 卵

bedcoverのアルバムも気に入って、1~2月頃の愛聴盤だった。ジャズっぽい雰囲気が素晴らしく、夜に酒を飲みながら聴くと最高。

7. 結束バンド - あのバンド

1~2月頃といえば、結束バンドにもかなりハマっていた。ネットで話題になっていたので何気なくアルバムを聴いてみたらクオリティの高い曲で占められており、興味が湧いてアニメを見たらさらに好きになった。
曲自体も良いのだが、それを原作に忠実な4人バンド構成にしたアレンジがとにかく素晴らしい(Gtを左右チャンネルに振り分けて、ぼっちちゃんのパートはテクニカルなリードギターで占めていたりするなど、原作のキャラの設定に沿ったアレンジなのは凄い!)。

8. 優里 - シャッター

この曲は確かTikTokで知ったはず。SNS等の配信を通じて良い楽曲が知られていくのは、一昔前のいわゆるAKB48みたいな商法でチャートを占めていた時代より健全になったなと思う。

9. 明日の叙景 - 遠雷と君

明日の叙景はネットで話題になっていて知った。
Deafheavenを代表としたブラックゲイズサウンドではあるのだが、メロディが日本的でありアルバムカバーもその雰囲気に合っている。話題になるのも納得する内容だった。

10. In Flames - Foregone, Pt. 1

昔から好きなバンドの新作。
近年の作品よりアグレッシブな要素が増えていて、冬~春にかけて結束バンドとともに愛聴していた。

11. Babymetal - Monochrome

Babymetalの新作は、これまでの作品と異なり80‐90年代メタル要素や様々なジャンルのごった煮感がなくなり、Voメロディを中心とした楽曲に2010年代のDjent的な演奏でまとめたような内容となっていた。
最初はイマイチ乗り切れなかったが、聴きこむにつれてメロディの良さに気付き、春はかなりヘビーローテーションしていた。

12. Maneskin - Gasoline

Maneskinの新譜も話題になっていたので聴いてみたが、かなりメジャー感のあふれたアルバムになっていて楽しめる内容だった。
ビジュアルも良くカリスマ性あるしこれは売れるわ。

13. 春ねむり, Jaguar Jonze - Angry Angry

春ねむりの新曲も良かった。次のフルアルバムが楽しみだ。

14. DJ RYOW - 博徒2020

Awichを昨年知って以降、日本のヒップホップアーティストのプレイリストを時々聴いているのだが、DJ RYOWのこの曲もSpotifyで偶然知って気に入った。

15. Immortal - Return To Cold

Immortalの新譜から。
もはやDemonazのソロプロジェクトとなってしまったようだが、楽曲は前作同様に初期の頃の雰囲気があって個人的には好き。

16. Liturgy - Djennaration

今年一番の衝撃を受けたアルバムから。
広い意味ではブラックメタルにカテゴライズされるのであろうが、様々な音楽の要素が入り交ざった複雑な構成、それなのに耳が引かれる曲となっており素晴らしい。

ということで前回投稿からざっと9カ月を振り返ってみた。
書いてみてあらためて気付いたが、今年春以降に聴いた新譜が少ないなぁ。

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