音楽 / 今月のお気に入り 2021年3月
徐々に暖かい日が増えてきた。いよいよもう春なのだな。
先月は色々な曲に触れる事が出来たので、早速お気に入りを。
1.聖飢魔Ⅱ - KIMIGAYOは千代に八千代の物語
ダミアン浜田のアルバムの影響で久々に聖飢魔Ⅱを聴く日々が増えていたところに、今年のBurrn! 3月号で聖飢魔Ⅱ特集。これが各構成員のインタビューを含めて非常に濃い内容であり、久々にBurrn!を買ってしまった。
そんなこんなで、これを機会にこれまで聴いていなかった彼らのアルバムや曲もストリーミングを利用して最近聴いている。
この曲も聴いたことがなかったのだが、疾走感がある曲調とメロディアスでドラマチックなギターソロが素晴らしく、一発で気に入った。
2.聖飢魔Ⅱ - Earth Eater
これは4thアルバム ”Big Time Changes" に入っている曲。このアルバムは確か20代前半に手に入れて聴いたことはあったのだが、メタル好きにとっては1999 Secret ObjectとNever Ending Darknessが飛び抜けて良い曲で、その他の曲は当時あまり聞くことはなかった。
Youtubeを見ていたら下の動画を見つけて、今回あらためて聴いてみた。
確かに今の耳で聴くとこの曲は格好良い。フュージョンっぽさを感じる曲調にゼノン石川のスラップが凄い映えている。
3.聖飢魔Ⅱ - ヒロイン・シンドローム
6thアルバム "有害" はシングル曲以外聴いたことがなかったのだが、今回聴いてみたところ、この曲が自分のツボに入って滅茶苦茶気に入った。
イントロのギターから引き込まれ、その後疾走感があるも切ないリフ&メロディで展開していく。この曲もBaのスラップが素晴らしい。
4.Ziggy - Tokyo City Night
聖飢魔ⅡをSpotifyで聴いていたら、Ziggyのこの曲がお勧めに出てきた。Ziggyは正直Gloriaくらいしか知らなかったのだが、この曲の哀愁漂うメロディはかなり好みだ。
5.Nulbarich - Luck
ふと街中でこの曲が耳に入ってきた。どことなく80年代の雰囲気が漂う曲で一聴して気にいったのでShazamで検索したところ、Nulbarichの曲である事が判明。
Nulbarichは前作 ”2nd Galaxy” も気に入っていたので、次のアルバムが楽しみだ。
6.Thundermother - Driving In Style
これもSpotifyを流し聞きしていて偶然知った曲。
スウェーデンのガールズロックバンドのようだが、どことなくAC/DCを想起させるリフで気持ち良く疾走していく。パワフルなVoも良い。
7.Yngwie Malmsteen - Seventh Sign
この方の記事を読んでいたら久々にイングヴェイのアルバム "The Seventh Sign" を聴きたくなった。
個人的にはこのアルバム、良曲と平凡な曲が混在しているように感じてアルバムを通してはあまり聴かないのだが、やはりタイトル曲は名曲だと思う。
8.Yngwie Malmsteen - Crash And Burn
この曲も、The Seventh Signの中でのお気に入り曲。イントロからメインリフへの流れが大好き。
9.Bolt Thrower - For Victory
以前にも書いたが、Bolt Throwerは今更ながら密かにハマっているバンドで、アルバムを少しずつ聴き進めている。
この曲もBolt Thrower節が満載で最近の愛聴曲。ギターリフの格好良さ、ミドルテンポで重戦車のようにジワジワと進んでいく曲展開が堪らない。
10.Oranssi Pazuzu - Taivaan Portti
去年ネット等でチラホラ見かけたこのアルバム、何となく気になっていたので最近聴いてみたが、これは凄い。
ジャンルとしてはブラックメタルになるのであろうが、サイケデリックやミニマルミュージック等様々な音楽の要素が入り混じっていて、とにかく異様な雰囲気。一聴しただけではなかなか理解できないが、何度も聴いていると癖になる魅力がある。
11.Deftones - Radiant City
3か月くらい前からDeftonesの新譜を時々聴いていたのだが、個人的にはいわゆるスルメ盤で聴いていて飽きず、今も愛聴している。
どこか退廃的なのだが美しいメロディが魅力的だ。
12.Iron Maiden - For The Greater Good Of God (Live in Mexico)
Iron Maidenの最新ライブ盤を何度か聴いていて、この曲の魅力に気付いた。
今回のライブ盤は、殆どがMaidenファンなら誰でも知っている80~90年代の名曲で占められているのだが、この曲は2006年に発表されたアルバム "A Matter of Life and Death" に収録されている(それでも15年前だが)。"A Matter of Life and Death" は大曲が多いアルバムであり、一つ一つは悪くないもののアルバムを通して聴くとそれぞれの曲が今一つ頭に残らず地味な印象だったのだが、ライブの中の1曲としてこの For The Greater Good Of God を聴くと素晴らしい。ライブで聴いたらサビで大合唱するだろうな。
3月は区切りの季節だが、飽きっぽい自分が何とか3月までこんな文を書き続ける事が出来た。来年度も細々とだが継続していきたい。