
戦略コンサルのイベントに参加してきた話
昨日コンサルタントに興味がある人向けに開催されていたイベントに参加してきた。
僕は別にコンサルタントを熱望しているわけではないが、最近思うのはその業界のプロからシンプルに話を聞くだけでも新しい学びはあるし、人に話せる内容も増えるからタイミングが合えばイベントやセミナーには参加する様にしている。
昨日のセミナーでは外資戦略コンサルで12年働いてる人が登壇していた。
まあセミナー内容の結論から言うと
【コンサルタントもIT含めた多様なスキルを付けないと生き残れない】
というもの。
なんか理由としては色々あるけど、一つはコンサルタントの数が数年前より5倍に増えたこと。
それはみんなが知るマッキンゼー、BCG、アクセンチュアとかの良い感じの会社も同じなんだって。
その理由の一つとしてグローバル視点で見た日本市場はやっぱり大きく減少傾向が続いていること。
☝よく出回ってる画像からも見て分かる。
日本市場全体は落ち込んでる。
けどある業界だけは右肩上がり。
その業界とはコンサルタント業界らしい。
だから事業規模を拡大するために多くの人を採用したがる。
そうしてコンサルタントの人数は増加していった。
でもコンサルタントの人数が増えるとどうなるか。
それは「貨幣」と同じでコンサルタント自身の「価値」がさがること。
「価値」が下がるとどうなるか。
シンプルに
「マッキンゼーだから」
とか
「アクセンチュアだから」
みたいな感じで、会社名で仕事を取れなくなっていく。
クライアントからすると頼めるコンサルタントはたくさんいるわけで、
「会社名」だけで受注先を決める事もなくなってしまった。
そうするとコンサルタント自身は周りにここ数年で5倍に増えたたくさんのコンサルタントの中で生き残っていかなきゃならない。
だからコンサルタント自身にも「アップデート」が求められる。
戦略系はもう戦略だけをしていては生き残れない。
ITの領域にも手を出しコンサルとしての価値を上げていかなければならない。
多様なスキルと独自性を生み出すことが求められる。
だそう。。
なんかフリーランスみたいな感じかな。
登壇者はホリエモン『多動力』のスタイルを推していた。
コンサルタントとし結局一つのファームが自分の面倒と成長を見てくれる時代は終わった。
だからこれからは自分自身で学んでスキルを身に着けアップデートしていかないといけないんだって。
シンプルに疑問に思ったからセミナー後に質問してみた。
『コンサルタントが多様なスキルを身に着け独自性を生み出さなければ生き残れないのは理解したのですが、それはフリーランスも同じ感じがして、それでもコンサルティングファームに就職する理由は何かありますか?』
21卒が集まる就活,サマーインターンのセミナーみたいな雰囲気だったから聞くか迷ったけど一応聞いた。
帰ってきた答えは確かこんな感じだった。
『あります。やっぱりコンサルでしか学べない思考力やそれが体系的に実践できる環境はファームにはいらないと経験できないです。僕も5年間コンサルの知識経験をハードに学んできました------(忘れた。)』
あんま僕には刺さらなかった。
「そんなの最初からフリーでやれば良くね」って思った。
けど、まだ解を出すのも早い気がするからもうちょっとコンサルについては学んでいきたいと思う。