東北大学AO入試II期受験自伝【出願書類インタビュー編】(Part5.5)
今回は、私の出願書類点が盛大に低かったお詫び?として、出願書類が高得点の方にインタビューしましたので、どういった内容が高く評価されているのか、分かったことをまとめていきたいと思います。
最近、大学の試験などが忙しく、創作意欲が落ちていたのですが、多くの方にハートやコメント、記事購入をして頂いたおかげでやる気がでました。ありがとうございます笑。
活動実績内容
Kさん(評定平均5.0)
1、SSH数学研究
2、英検1級
3、KEKウィンターサイエンスキャンプ
4、YMCA海外研修
5、部活動
Rさん(評定平均4.7)
1、学内論文
2、高大連携
3、文化祭役員
4、部活動
5、文化祭
*数字は書いた順番を表しています
凄そうなのが沢山ですね…
やっぱり、アカデミックな実績が評価されているみたいですね。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)や高大連携は自分の高校が取り組んでいないとその恩恵を受けられないですが、KEKウィンターサイエンスキャンプやYMCA海外研修などは、自分の行動次第で取り組めそうですね。
志願理由書の書き方
「活動を通して学んだことから将来やりたいことを関連させて志願理由書に書いた。」
「自分が研究したいことがハッキリしているっていうことと、それをするのには東北大学しかないってことを強調した。」
「自分の経験を受験動機と結びつけるのも大切だけど、自分が言いたいことを書くのが一番大事じゃないかな」
などという意見をいただきました。
自分が言いたいことを書くというのは私も大切だと思います。
志願理由書に書いたことは面接試験で聞かれる可能性が高いです。そのため、無理に実績と結びつけてカッコつけて書いても面接でボロがでるんじゃないんですかね。
私は逆に実績はほとんどなかったので出願書類の点は低かったのですが、東北大学の取り組みと自分のやりたいことをがっつり書いて、面接でも自分がやりたいことを語れたので、面接試験の点が高かったのかもしれません。
また、自論ですが、出願書類の点数は活動報告書がメインではないかと思っています。
評定平均は学校によってつけ方が大きく異なりますし、志願理由書は添削できてしまいますからね。
実際、出願書類高得点者に私の志願理由書を見てもらったのですが、「自分のとあんまり出来は変わんないと思う」と言ってました。
評定平均と出願書類の得点の関係はこちら↓↓
結局筆記。
インタビューしていく中で、よく言われた言葉です。
全体の1/4の点数が出願書類点であっても、半分は筆記試験なわけですから、高3から出願書類でどうやって点を取ろうと考えるよりは筆記試験の対策をした方が良いかもしれませんね。
(東北大学工学部2021年度AO入試案内より引用)
私の受験した年の結果が公開されていましたけど、出願書類でA評価であっても50%強程度しか合格していないですね、、、
まあ個人的には、筆記試験で8割以上とっても2次試験で落ちた人がいる=面接で足切られた人がいる?ことの方が興味深いですけど。
筆記試験及び面接試験のうち、いずれかが一定の水準に達しない場合、合計点にかかわらず不合格とします。(2020年度AO入試II期募集要項より抜粋)
まとめ
出願書類の書き方としては
➀輝かしい実績で高得点を狙う
②面接で自分が語りやすいようにする
この2つのやり方があると思います。
もちろん➀と②のどちらもできるのが良いと思いますが、受験生は無理に➀をしようとするのではなく(私は高3で英検取ろうとして落ちました笑)、②の方向性でも良いのではないでしょうか。
逆に、1、2年生は自分の興味ある分野の課外活動に積極的取り組んでいく&➀を狙いにいくのが良いと思います。受験の時にやりたい分野が変わったとしても、なんだかんだ共通項は見つけられると思いますし、大学側も主体的に行動したこと自体に価値があると考えているのではないでしょうか。
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