“光になりたかった僕”ティガ世代。大人の事情満載も各々キャラが立ち秀作へ
今年30歳の僕はウルトラマンティガの世代だ。
当時4歳くらいだったと思うが、その頃の記憶はほとんどない。
唯一覚えているのは最初に映画館に行った作品はウルトラマンダイナ&ウルトラマンティガ光の星の戦士たちだ。
プロメテウスのトランスフォームシーンだけ覚えていた。そんな僕は大人になり円谷サブスクという最強コンテンツでティガを改めてみたので書きたいと思う。
残念ながら僕の周りにはティガで話ができる人がいない為、ノートに書かせてもらう。
時代を感じさせる設定
ティガは前作のウルトラマンシリーズから16年ぶりに復活したらしく生誕30周年記念番組なんだとか。
隊長が女性、主人公をジャニーズに。
さらにヒロインは初代ウルトラマン役黒部進の実の娘という見どころたっぷり。
作品のポイントはジャニーズ元V6長野博が主演ではあるが、スケジュールが多忙でその他の隊員目線の話がほとんどになった。
だがそれは逆に共感できて楽しめ、キラキラしない感が大人の僕には刺さった。内容も社会派要素もあり楽しめる。
個人的に好きな回
5話:ゾンビ怪獣。世論が割れる演出は特撮では珍しい、酒が呑めないムナカタのラストカット良かった。
6話:ガゾート友達食べるんだ、きも。ライフみたいな生き物
10話:遊園地がアンダー・ザ・ドーム
15話:ガゾート2回目、かっこいいシンジョウ兄貴。切なすぎるな、ガゾート許せねぇ光になった彼氏。エンディングのラストカットずるい
※24話:この辺りからOP長野博に(V6)がつく。
26話:オビコ、変わった村に絶望。ティガの上手明けカットが良かった。
32話:シーラ!!なかなかいい話。博士役に寺田農
33話:後輩が吸血鬼になって帰ってきた。バーでのリーダーと隊長がいい感じ。ラストカット素敵
37話:夜桜の元でのお洒落な演出。冒頭ガッツ星人みたい、怖い。→これだけ作りが全く違う
40話:夢の話。特殊な脚本
41話:人間と同化しようとするイルド。シンジョウ隊員の友情の話。ウォーキングデッド要素あった。
44話:イーヴィルティガvsティガ、闘いを止める怪獣がいたからここまで深くなった。犬のくだりもよかった。エンディングでフラッシュ良かった。
47話:ホリイ隊員の恋愛模様、猿怪獣。エンディングで結婚ってアルマゲドンみたい。
48話:京本政樹登場。剣道の回想シーン
49話:★神回!円谷プロ訪問、初代ウルトラマン登場の神回。鳥肌がやばい。
50話:ダイゴ隊員に距離を置くレナ隊員。正体がバレる回、「私いま後ろ見れないからいいよ...。」「光になれるさ」エンディングで2人のハイライト総集編
※最終回は52話
V6の曲もかっこいいし、BGMもグサっとくる。
挿入タイミングもバッチリなのだ。
ただジャニーズなので見られるのは円谷サブスクのみ。配信はこれ以外では見られない。
曲もサブスクでは聴けないし、知る人ぞ知る秀作だ。
面白いのは流れでダイナを5話くらいみると主演のつるの剛士が走るシーンで近い所で爆破がある。ティガでは一切なかった事で大人の事情が伺える。
この作品はもっと多くの人に知ってもらわなければダメだ。