ガイドゲームの魅力①【恋愛編】
「昨日な,彼女ができたんよ!!」
先日,10年来の友人から嬉しいLINEが届いた。
その友人は2年同棲した彼女にひどい振られ方をされ,
紹介やマッチングアプリで数多くの女性と出会うも
お付き合いするまでにいたらずに悩んでいた。
今年の5月から一緒にガイドゲームをするようになった。
10回近くは一緒にした。
そのおかげで,自分の理想とする恋愛に向き合えたようだ。
「お茶がいい。おにぎりにあうから。」
「好きな飲み物とその良さを教えてください。」というお題に,彼はこう答えた。
彼にとっては,何気ない返事だったかもしれない。
しかし,ここから話を深めていく中でたくさんの気づきがあった。
彼は彼女と「お茶とおにぎり」の関係が理想だった。
彼女はお茶。
ジュースは甘くて病みつきになるが依存してしまうこともある。
お茶はジュースのような派手さはないが,いろいろな食べ物に合う。
彼はおにぎり。
フランス料理のフルコースのような華やかさはないかもしれない。
だが,どことなく安心感をあたえてくれるおにぎりのような雰囲気をもっている。
派手さや華やかさはないが,ありのままでよくあう「お茶とおにぎり」。
そんなふうに背伸びをせずに自然体でいられる関係がいいな。
自分テーマ(疑問や悩みなど)とは全く違う内容の話をする
それでもなぜか,自分のテーマの答えやヒントを話している。
いつの間にか自分の知りたかったことを自分の口で話している。
「彼女ができた理由は,自分は自然体でいてもいいんだと思えたからかな。」
自分の心の声に耳を傾けることができる。
みんなと楽しく話をする中で。
これがガイドゲームの魅力である。