フロアボールをしてみた話
これはアイスホッケーに挫折した大学生がフロアボールで日本一を目指す話である.....
というのは冗談で、アイスホッケーの新歓に来てくれたフロアボールの日本代表の東大の1年生が、フロアボールのサークルを作ったらしく興味があったので遊びに行ってみた話。
結論から先に言います。
アイスホッケープレイヤーもフロアボールやってみたらいいことあるかも!
僕も今日初めてフロアボールやってみて、聞いた話しか知識はないんだけど(強いて言うならPavel Barberのインスタにちょくちょく出てくるから見るくらい。彼はフロアボールのカナダ代表。)、アイスホッケーに繋がるなという点がいくつかあったので書いていきます。
まずは使うスティック。
アイスホッケーよりは少し短め。そして軽い。
ボールも中は空洞でゴルフボールくらいの軽さで野球ボールくらいの大きさ。
ここからは今日のフロアボールサークルの活動でやった順番に紹介していきます。
最初はハンドリング。前でハンドリングしたり横でハンドリングしたり、ほとんどアイスホッケーと変わらない。強いて言えばトードラッグをよく使うかな。ボールが軽すぎて難しかったけどすぐにハンドリングはできるようになりました。
次にパス。ボールが軽くてアイスホッケーよりもブレードを被せないと浮いちゃうから抑えながらパス出す必要あり。でもパスもレシーブも大枠は変わらない。
そしてシュート。打ち方はほんとにほぼ一緒。リストで手首返してボトムを押し込んでしならせて打つ。まんま一緒。ただボールの方が空気抵抗が大きくて速くて正確なシュート打つの難しいなって感じ。
最後にゲーム、3on3→5on5やったけど、ゲーム感はアイスホッケーとほとんど同じ。フロアボールの方がコートは狭いけど、スケート履いてないぶんスピードは遅いから詰めとかマークの距離感とかアイスホッケーにも繋がるかなって感じ。
まとめとしてフロアボールをしてアイスホッケーに大きく役立つところを書いていくと、、
・ハンドリング
パックよりも軽いボールでハンドリングを練習するのは繊細なタッチの練習になります。
ゴルフボールでハンドリング練習することもあるし、できるだけボールとブレードが離れている時間を少なくするための練習に最適です。
・ディフレクションなどブレードの感覚が研ぎ澄まされる。
フロアボールはボールなのでバウンドします。ボールは空中に浮いてる時の方が多いかなってぐらい空中のボールを触る機会が多く、ディフレクションの時に必要なブレードの感覚が大事になってきます。
結構難しくてスカることも多かったです。練習していくうちに慣れていくかなーって感じです。
球技論的な動きが学べる。
フロアボールはフィールド5on5でアイスホッケーと全く同じです。DF2人FW3人というのも一緒でアイスホッケーと同様の攻め方が可能です。
氷上の時間は限られているけど、フロアボールは体育館を借りれさえすればじっくり球技論的な感覚を掴むような練習ができます。
どういう攻めをすると点が決められるのか、どのポジションにいるとパスがもらいやすいのか、練習の中で身につきそうです。しかもホッケーに似たボールとスティックを用いて!
個人的には最後の部分が一番必要かなと思うんですが、フロアボールを体験してみて、やって損はないし、むしろやることによってアイスホッケーにも活かせるところはたくさんあるなと思いました。
特に大学から始めたプレイヤーは、ハンドリングの練習にもなるし、ホッケーという競技をスケートの上手下手を抜きに純粋に楽しめるからいいと思います。
新歓とかでもスケートが滑れなくて全然ホッケーがどんなものか分からず入る1年生とか多いので、フロアボールでスケート抜きにホッケーという競技のイメージを掴んでもらうのもありかな。
これを読んで興味を持ってくれた人は是非部活の陸トレとかに導入してみては??
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?