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9.南インドマイソール:ガートでヒンズー教徒の死生観に触れる

 シュリランガパトナの近く、カーベリー川のほとりに、ガートがある。ヴェラナシにあるガンジス川のガートのように、ここではマイソールの普通の人々が、ガートで生活を営んでいる。輪廻を信じるヒンズー教徒達は、墓を作らない。人が亡くなると、ガートで火葬しその灰を川に流す。ガートを訪れると、火葬の場に立ち会うこともある。

一方ガートは生活の場でもある。人々は火葬をしている隣で、泳ぎ、遊び、洗濯をしからだを洗い、歯を磨く。

ガートではヤギや豚、猿や牛も喧騒を加えている。

ここではヒンズー教徒の死生観を感じることができる。マイソールに来たら、ぜひ訪れて欲しい場所だ。

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