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AE暗唱チャレンジ No.3 (9/24~ 2022年)

こんにちは。社会人向けのオンライン英語スクール『澤田塾』を主宰している澤田健治と申します。

Authenticな英語素材を暗唱して、本質的な英語力を高めることを意図した『#AE暗唱チャレンジ』の新企画を2022年の9/10(土)からTwitter上で開始しました。

9/10(土)~10/8(土)までの現タームでは、全5回にわたって、こちらのYouTube動画(~6:21まで)を使います。
(毎週、暗唱に適した40~50秒の範囲を選定して、練習素材にします)

For anyone feeling lost in life (by Sadia)
(チャンネル名: Pick Up Limes)

今回のAE暗唱チャレンジでは、第3回目の49秒の範囲を扱います。
全5回の日程は以下の通りです。

9/10(土) 公開済み (No.1) 47秒
9/17(土) 公開済み (No.2) 49秒
9/24(土) 公開済み (No.3) 49秒
10/1(土) 公開予定 (No.4)
10/8(土) 公開予定 (No.5) 

1週間かけて、1つの暗唱課題を完成させていく形になります。

実際の暗唱トレーニングを行う前に、まずは以下の動画を使って、『ぶっつけ本番のリピート力』を測定してみてください。

*字幕に誤りがありましたので、訂正いたします。
誤 
Like I remember once I called my mom
正 Like I remember I once called my mom 
(onceとIの順番が逆でした)

Step 1: Shadowing without text

まずは、音声だけでどれだけシャドーイングできるかチェックしてみてください。
(ただ音声を聞くだけでも構いません)

Step 2: Repeat in chunks without subtitles

次に、リピート力測定テストとして、短いチャンクごとに音声を聞き、その後のポーズの間に、そっくり聞こえた通りに英語を言ってみてください。

Step 3: Repeat in chunks with subtitles

最後に、字幕の英語を見た上で、ポーズの間に英語をリピートしてみてください。(文字のヒントがある分、リピートしやすいはずです)

ぶっつけでは、ほとんどリピートできなくても大丈夫です。リピート能力は、語学力の差が顕著に出る分野で、すぐにはできるようにならないかもしれませんが、じっくり時間をかけて伸ばしていきましょう。

AE暗唱チャレンジのトレーニングでは、リテンション力を強化できますので、VERSANT対策としても効果的です。
(VERSANTには、鬼門のリピートセクションがあります)

リピートをマスターするためのRead & Look up

リピートができるようになるためには、チャンクごと、センテンスごとで、『Read & Look up』ができるようになることが肝です。

『Read & Look up』とは、英文を音読して、見上げて(顔は上げず、前を見る=角度は平行)、記憶した英文を言う、練習法です。

英文を『Read & Look up』で覚え込んだ上で、再度、リピートに挑戦するという流れになります。

Step 1. スラッシュごとに、英文のみRead & Look up

Step 2. センテンスごとに、英文のみRead & Look up

Read & Look upの目標タイム
1分50秒以内(標準) ~1分35秒(習得)
(チャンクごと/センテンスごと共通)

スクリプト

*スラッシュごとは、 / まで、センテンスごとは、// までです

Very often in our lives, /
our wants and needs are in direct conflict with each other. //
 
Like we want to explore and travel the world, /
but at the same time, we want to put down deep roots. //
 
We want to start a family, /
but we also want to be independent and free from responsibilities. //
 
And sometimes it’s the wanting of these very conflicting things /
that can make us feel like we don’t know what we’re doing. //
 
And it can be really frustrating. //
 
Like I remember I once called my mom / a bit emotional /
that I was really missing family back home. //
 
I wanted to be with them in Canada again, /
with my parents and my sisters and their kids. //
 
And I just missed them so much /
and I missed the familiarity of home. //
 
But at the same time / I knew that I chose the life /
of living abroad in the Netherlands with Robin. //
 
And I was so grateful /
for the life that we were building for ourselves here. //

Read & Look upが目標タイムでスラスラ言えるようになったら、もう一度、先ほどの動画を使って、チャンクごとのリピートに挑戦してみてください。

チャンクごとで、Read & Look up→リピートをマスターしたら、次に、こちらの動画を使って、センテンスごとのリピートにも挑戦してみてください。
(センテンスごとのリピートは難しいので、字幕アリ⇒字幕ナシの順番になっています)

*字幕に誤りがありましたので、訂正いたします。
誤 
Like I remember once I called my mom
正 Like I remember I once called my mom 
(onceとIの順番が逆でした)

最終的には、半分覚えた英文をリピートするような感じになってしまっても構いません。
(暗唱を完成させるために、結局は覚えることになりますので)

和訳を使ったトレーニング

Read & Look upとリピートをマスターしたら、以下のスラッシュ和訳を使って、『和訳英文戻し』(和訳を見て、元の英文を言う)に挑戦してみてください。(『反訳トレーニング』とも呼ばれています)

『和訳英文戻し』は暗唱の一歩手前という位置づけになりますので、実際の暗唱まで持っていく余裕がない場合は、これを暗唱と見なしても大丈夫です。(実際に暗唱まで出来る人はそう多くないので)

スラッシュ和訳

往々にして、私たちの人生では/
私たちの欲求や必要性は、直接的に対立し合います
 
例えば、世界を探索して旅したいと思います/
しかし同時に、深く根を下ろしたいとも思います
 
家族を始めたい(家庭を築きたい)と思います/
が、自由で、責任がない状態でいたいとも思います

時に、このような非常に対立することを欲しがることなのです/
私たちに感じさせることがあるのは、自分がやっていることが分からないと

それは凄くストレスになりうることです
 
例えば、私は昔、母に電話したことを覚えています/少し感傷的になって/
本当に祖国の家族が恋しいと
 
カナダでまた彼らと一緒にいたいと思いました/
両親や姉妹、彼女らの子どもたちと

そしてただ彼らのことが物凄く恋しくて/
祖国の慣れた生活が恋しかったのです

しかし同時に/私は自分が生活を選んだことも分かっていました/
オランダという海外で暮らすという、ロビンと一緒に

そして私は凄く有難いと思いました/
生活を、自分たちのためにここで築こうとしている

和訳英文戻しの目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は49秒)

暗唱に持っていくまで

センテンスごとのRead & Look upが目標時間内でできるようになり、センテンスごとのリピートも完璧にできるようになったら、暗唱まではすぐです。各センテンスは記憶できているので、あとは繋げて言えるようにする練習をします。

やり方としては、次の3つのステップを踏んでいきます。

1. Read & Look upの範囲を広げていく
最初は2センテンスずつ、次に3センテンスずつ、前半と後半の2分割、というように、覚えて言う範囲を広げていきます。

2. ひたすら全体を音読&シャドーイング&オーバーラッピング
全体の流れを体が覚えてしまうくらいに、これらの音声トレーニングを繰り返します。(1週間に20~30回以上)

3. タイムを測りながらリハーサル
一通り暗唱ができるようになったら、何度もリハーサルを行い、つっかえたり、言い間違えたりする箇所がないように、穴を埋めていきます。

暗唱の目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は49秒)

目標タイムとしては、元動画の49秒が一つの目安になりますが、今回の課題では、65秒以内で言えれば合格点です。

暗唱まで持っていくのが難しい場合は、一歩手前の『和訳英文戻し』までマスターできればOKです。

『#AE暗唱チャレンジ』はTwitter上での企画ではありますが、Twitterをやられていなくても、毎週こちらのnoteや僕のYouTubeチャンネルをチェックいただければ取り組めるようになっていますので、一緒に頑張っていきましょう☆

澤田健治のTwitterアカウント
https://twitter.com/sawadajukuAE

『澤田塾』(オンライン英語塾)


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