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トイレットペーパーインフラを作る4分ピッチ

2024年8月にスタートした『ひょうごベンチャー型事業承継プログラム「HOJO」』(以下、HOJO)の最終成果報告会(デモデイ)が、2月14日(金)に企業プラザ神戸で開催されました。
HOJOは、兵庫県内企業の若手アトツギ(後継者・後継予定者)が、本業の変革や新市場への参入などに挑戦するための新規事業開発支援プログラムです。今回は「トイレットペーパー専⾨ECがつくる!なめらかな消耗品供給インフラ」をテーマにピッチしてきました。


4分だから洗練される

1人のピッチ時間は4分ということで、新事業の可能性と意気込みについて語ってきました。前日練習では4分30秒と30秒オーバーでしたが、細かい部分を削り落として、何とか4分ぴったりでピッチを終えることができました。

そして、後から考えるとこの作業がとっても重要だったと思います。4分にまとめなければいけないことで、何を抽象化し、何を具体的に話すのかのバランスがとれるようになり、結果として事業のポイントもクリアに言語化できるようになりました。

このピッチをしたからって、賞金が出るわけではないけど、1人で悶々と事業を進めていては経験できない強みをもたらしてくれるのが、この「4分にまとめる」という作業なんだと思います。

1人1人ピッチの講評をいただきました

全員がリソース!プログラムを使い倒す

そして、今回は本当にプログラムを使い倒させてもらいました。プログラムに参加したメンバーと、いろいろ意見交換させてもらったことはもちろんですが、実はプログラムにゲスト登壇していただいた方2人と、既に具体的なお仕事の相談を開始しています。ここでなければ出会えなかった(もしくは出会いはかなりさきになったであろう)2人と、あっという間にお仕事の話まで進められたことは、今後の会社の財産になると思います。それに加えて、その方々とのつながりで、また別のコミュニティーの方々とであることもできました。
まだサラリーマンだったころ、ある経営者の方と話した時に「俺には話をしている全員がリソースに見える」と言ってたことを思い出しましたが、この時の言葉が今はすごくしっくりきています。


トイレットペーパーをかっこいい仕事にする!

ピッチが終わって後に、傍聴していただいた方とお話しししていた中で、「なぜこの事業をやりたいか」という話になったときに
「僕の叔父が小学生の時に、親がトイレットペーパーを取り扱っていることについて『おしりを拭くものを扱っている』いじめられた、という話をしていました。僕自身はそんなことはなかったけど、自分の子がそうならないように、今の仕事をかっこいい仕事にしたい」と話したところ、とても共感して頂きました。そこまで自分で強く意識していたわけではなかったけど、自分でも驚くほどこの言葉が自然に出てきて、うまく自分からこの言葉を引き出してくれた相手の方に感謝しています。


日本のトイレットペーパーの新しいインフラをつくる

トイレットペーパー専門のECって可能性あると思うんだよなぁ。俺でもできると思うんだよなぁ。と毎日ぶつぶつ言いながら七転八倒していますが、日本のトイレットペーパーの新しいインフラをつくるため、これからもじたばたやっていきたいと思います!
なめらかさと楽しさで、地域・社会に笑顔を

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