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バイオガスキャラバン・自然のエネルギーで暮らしを作る

家畜の糞尿や生ゴミなどの有機物を発酵させ、燃料ガスと土壌改良用の液体肥料を生み出すバイオガス技術。桑原さんは、水資源開発の専門家として訪れたネパールで、その取り組みに心を動かされた。「この技術を使えば、身近な資源でエネルギーを自給し、液肥で作物を育てる循環型農業を営めます」。全国各地の農業関係者に呼びかけ、最初に手を挙げた小川町の有 機農家とバイオガスプラント第一号を建設。「周りに薦めるならば自ら実践しよう」と1995年に小川町へ移住し農園を立ち上げ、確かな実績を積み上げていった。

 バイオガスの普及活動を皮切りに、日本初の自然エネルギー学校の立ち上げや町の生ゴミ資源化にも奔走。農園では、元肥をつかわず、緑肥とバイオガス液肥を組み合わせることで、農薬なし・被覆材なしで病虫害のない野菜を作る。「都会から小川町に帰ってきた若者も手伝ってくれます。彼らは町の宝。小川で豊かに暮らしていってもらうのに僕の経験が役だったら嬉しい」

●ぶくぶく農園HP 

●Instagram https://www.instagram.com/bukubukufarm/

みやま市


桑原さんには10年前くらいにお尋ねして田んぼを見せていただいた経緯がある
バンダナシバの農場にもリシケシのアシュラム インドのトイレ博物館にもプラントがあった

こんな小さなことも可能


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