見出し画像

草のでにくい田んぼにチャレンジ

本日ドライブハローで浅く耕して水を入れています

ドライブハローは本来は水田の代かき用の作業機。
ロータリより砕土能力が高く、ロータリの代わりにこれを使って半不耕起栽培を行なう農家もいる。
秋や春に米ヌカやボカシ肥を散布したら、稲株をひっかく程度に耕深を3~5cmとごく浅くし、表面の有機物を表層の土とまぶしていく。
代かきもドライブハローでごく浅く。
表面・表層施用によって、微生物のエサとなる有機物の豊富な層が、田んぼの表層にでき、土ごと発酵が進む。
下層の団粒化は壊さない   土ごと発酵
大地再生農業   レジェガティブオーガニック

大地再生農業畑版  シャンティクティ

大地再生農業田んぼ版

パタゴニアの取り組み
リジェネラティブ・オーガニック農法

北アルプスがまだ真っ白です

2日後すっかり水を含ませ 浅水荒代かきをしようと思っています
土8水2位で浅水代かき

得も言われぬ美しさです

2月中旬  荒代  その後  深水代かきで種を分離
殻の硬いホタルイの種が浮くので水がすむまで流します
3月中旬まで早期湛水を続け

その後  
水を干して
これが今までにない発想です

畦塗りの所って草はでないですよね
早期代かき後に干してカチンカチンにした竹内さんの田んぼは草がなかった
どうして草がでないか いまだに疑問です 
でもこれも事実です
これを私の所で出来るか実証してみたい 
半信半疑ですがこれが成功すれば 誰でも除草剤無しで無農薬栽培が可能です

4月中旬 深水代掻き
浅水で温度を上げ水を張って草を生やし
17℃以上になるとコナギなどの草が発芽して深水で代かきをすると発芽したコナギ等が水より軽くなって浮いてきます 深水だとトロトロ層もできます

6月中旬本代かき
深水でトロトロ層を強制的に作り出します
草の種はトロトロ層の下に沈み酸欠で発芽しない
6月中旬になるとクログアイが発芽するので深水で代をかいて浮かせて除去
その後  田植えの手順でやてみようと思います

田植え4日後  米ぬか くず大豆散布
コナギが出ていたら有機質の還元状態で消えてしまうと想っています
深水管理で酸欠状態をつくりヒエの防除
深水だと発芽したヒエが浮いてきて定着せずに除去できる

様子を見てチェーン除草に入ります

草が出にくい竹内さんの田んぼ

稲刈り後すぐ耕し冬越し
3月上旬に荒起し代搔き
草の種を浮かして流します
水が澄むまでかけ流し
1週間か10日後再度代かき
水がひいて固くひび割れができるまで干しあげ
5月上旬に深水で浅く荒起し代搔き
5月中旬田植え


これが竹内さんの取り組み

草の出ない竹内さんの田んぼ
なぜ草が生えにくいのか

昨年7月に大町の竹内さんのに田んぼの見学に伺いました
草取りに入らないのに草がありません

一般と違うのは
稲刈り後すぐ耕し冬越し
3月上旬に荒起し代搔き
草の種を浮かして取ります
自然に水をひかせ固くひび割れができるまで干しあげ
5月上旬に深水で浅く荒起し代搔き
5月中旬田植え
8月ミネラル補給のために塩を投入
これが竹内さんの取り組みです

私は6月に田植えをするのでヒタヒタ水で温度を上げてもう一度草をはやして代搔きをしようと思っています

今年のチャレンジ楽しみです

米の有機栽培で

雑草対策-1)

発芽の抑制、水田の水を深くする。(深水管理、早期湛水)

湿性雑草は酸素がなければ発芽できませんので、水田の水を深くし、土中に酸素が届かないようにするだけで雑草の発芽を抑制することができます。

(雑草対策-2)

発芽の抑制、水田の水の酸素量を少なくする。(有機肥料投入)

 有機肥料には水分中の酸素を消費する性質があります。この性質を利用して有機肥料を田んぼに投入し、水田の水に溶けている酸素を少なくすれば水を深くしなくても湿性雑草の種子発芽を抑制できます。

(雑草対策-3)

発芽の抑制、田面をマルチで覆う。(紙マルチ、トロトロ層マルチ)

 種子で発芽する一年生の雑草は光を受け覚醒して発芽します。このため種子が潜伏する土中に光りが届かないよう、田面を紙や微粒な土砂(トロトロ層、後で解説)などのマルチ(被覆材)で覆えば、雑草の発芽を抑制できます。

(雑草対策-4)

発芽活着の阻害、水田の水を深くする。(深水管理)

 植物の種子は水より比重が大きく水に沈みますが、発芽すると比重が水より小さくなります。そのため水田の水を深くすると、それだけ芽に大きな浮力が作用し、根が土に固定しようとする力(活着)が浮力により阻害されてしまいます。特に発芽したての芽は根が小さく活着力も弱いので、芽が水に浮いてしまうこともありますから、田んぼの水を深くするだけで雑草を抑制することができます。これは一年生雑草に有効です。

(雑草対策-5)

発芽活着の阻害、発芽の根を腐らせる。(有機肥料投入)

 有機肥料を田んぼの水に投入すると有機酸という物質が発生します。この有機酸は発芽の根を腐食させる効果があり、一年生雑草を抑制できます。

(雑草対策-6)

発芽成長の阻害、発芽を土に埋める(代かき、イトミミズ効果)

 田植え直前に田んぼの土を攪拌すると、雑草の芽は土に埋まり成長できなくなります。一年生雑草に有効です。

(雑草対策-7)

発芽成長の阻害、水田水を濁らせる。(有機肥料投入、イトミミズ効果)

 種子で発芽する雑草は発芽エネルギーを小さな種子にしか頼ることができず、そしてそのエネルギーもすぐに使い果たすため、成長を持続するためには光が必要になってきます。そのため、水を濁らせ光から発芽を遮断できれば、ある程度の雑草抑制が期待できそうです。これも一年生雑草に有効です。

出典

http://www.hotarui.com/accountability/account01.htm

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?