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暮らし探究部 みちる・アンサンブルが始まりました!
暮らし探究部 みちる・アンサンブルが始まりました!
4/27(土)午前 ティピ建て直し、畝と種まきの導入
お昼 ポットラックパーティ
午後 映画鑑賞 わらにほん with KちゃんPちゃん
参加人数 30人越え
午前10:00
臼井健二さん(以下けんじい)のパーマカルチャーとそれを取り巻くお話を30分程度、お話しいただいたのち、裏庭に移動して作業が開始された。
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再生されました
真善美 大事です
まずはティピの建て直しだ。去年一度つくったものは背が高く、中がせまくなってしまった。今回、人が中で立てる高さにしつつ中で作業しやすいスペースを確保する。
さらには竹の先端に5色の布をつけた。
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竹の先にはタルチョと呼ばれる五色の布をつけます。
この五色は、物質の五元素(地水火風空)を意味し、地=黄、水=青、火=赤、風=緑、空=白 を表わしていて、自然への祈り・感謝を込めています。
わたし達とともにある自然の代表者たちだ。
布には参加者らが自分の名前などを思い思いに書いた。
ティピが建ったら、まわりをデザインしよう。
畝をつくり、種を植えた。畝をつくったら、両脇に緑肥をまいた。草は仲間だ。
敵とみなし全部刈りきることはしない。
草の特徴を知り“上手に一緒に野菜を育てようね。”という気持ちで優しく土をかけた。
自然農法の種のまき方をけんじいが丁寧に解説。
草は太陽エネルギーを固定してとても有用なものです 根は大地を耕し豊潤な構造を作り 微生物 小動物の住処となります
根は根穴構造を作り大地を耕します 根は菌糸菌や土壌菌によって分解され腐食を作り出します 腐食はマイナスの電気を帯び土の栄養素がくっついて空気層が生まれます これが自然界が行う耕すという行為です
それを真似たのが鍬で耕す トラクターで耕すだったのですね
鍬やトラクターで耕すと団粒構造を崩し微生物小動物が住めない環境を作ります そのときは有機質が分解されてよくできますが土地は痩せていきます
ポット苗の植え替えの場合
苗を湿らせ 水は穴に与えて植え替える それ以降は水を与えなくても育つ
いつも水を与えると主根が伸びずにいつも水が与えられる根にしかならない
けんじいの話を聞きながら、わたしたちはもっと種の生命力を信じるべきだと感じた。
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当日の映像
お昼はポットラックパーティ1品持ち寄り食事会
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プラスチックは使わない
お皿を用意してごみをつくらない
食器持参を忘れた人のために使い捨てでない容器などを貸し出す
貸出料取る ペナルティーが必要
今回も豊かだった。みんなで分け合って食べるごはんは自然と笑みがこぼれちゃうし、やっぱり楽しい。
ここにて自己紹介タイム。
「畑作業を春からはじめました。」「今年は田んぼに挑戦してみようかな。」「家でティピつくりたい」「ポットラックが楽しみで」。何度目かの参加者はもちろん、初めて参加した人も多く、春らしい新鮮なわくわく感があった。
午後は小布施公民館に移動してわらにほんの上映会。
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フランス出身Pちゃんと中国出身Kちゃんのふたりが手作りのモバイルハウスカーで日本各地を旅している様子を記録したドキュメンタリー映画。
実際にふたりも来てくれてお昼にはクレープをふるまってくれた。そのまま彼らとともに映画を鑑賞した。
その後、みんなでまるくなって感想のシェア会。
皆それぞれが感じたことを丁寧に言葉にした。
Kちゃんは時々英語に翻訳してPちゃんに伝えていた。
「ふたりがいてくれてよかった」「忘れたくない大事にしたい日本を見せてくれた」「どこか懐かしい気持ちになった」「(映画に登場した)おばあちゃんが素敵だった、ああなりたい」「思い描く世界は本当に実現する」ふたりに感謝を伝える人、こらえていた涙がとまらない人もいた。
急速に変化、発展していく社会の中で、なんとなく焦りや生きづらさを感じていた。
それは、心や身体が本当は古き良き日本の生活に還りたいと思っているからなのかもしれない。
今回わらにほんを見て、日本のシンプルな豊かさ、人々のつながりの強さ、自然や伝統の中での心地よい暮らし、それぞれの価値を再認識した。
そして日本のある地域ではそれがまだしっかり残っていることを知れて、なんだか安心した。
いまの社会の変化に無理に合わせようとしなくていい。
還ってもいい。
新しいこと思いついてもいい。
心と身体が心地いいと感じる暮らしをじぶんたちの手でつくっていきたい。
暮らしはわたしを表現する。
次回は5月18日(土)理想の裏庭デザインを考えようロックスパイラルガーデン
須坂新聞に紹介されました
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