仕事のストレスが大きいあなたへ:続けるか辞めて転職するか
こんにちは、心理カウンセラー(公認心理師)の高牟禮(たかむれ)です。
カウンセリングをしていると
仕事のストレスが大きいので辞めたい
という相談を受けることがあります。
続けるか辞めて転職するか、
迷うところですよね。
そんな時、まずは何がストレスになっているか
把握することが大切です。
例えば、仕事のタスクが多すぎる。
仕事の期限に無理がありすぎる。
職場の人間関係でトラブルが続いている。
今何がストレスになっているか
客観的に把握できると
心の整理になるので
それだけで負担が減ることもあります。
何らかの対処を
取りやすくもなります。
ただ、対処しきれないストレスが
長期間かかるなら
今後コンディションの悪化が
予想できます。
もしコンディションが落ち続けると
状況把握も難しくなり
大きな判断はしない方が良いこともあります。
そんな時は、コンディションにもよりますが
まずは休職するのが
選択肢になります。
そんな時は下記記事も
参考になります。
休職のサインを見逃さない! 心理カウンセラーが考える警戒すべき兆候
https://note.com/kenjitakamure/n/n23353110ede1
できれば、そこまで
コンディションが落ちる前に
ストレスに対処しつつ
身の振り方を吟味することが大切。
会社に対するストレスは
自分の価値観やライフススタイルとの
ミスマッチングが
関係していることもあります。
例えば、会社で自分がやりたい仕事、
やりがいを感じる仕事ができる状況にない。
もっとプライベートを重視したいけれど
残業や休日出勤が当たり前の会社で
拘束時間が長すぎる。
報酬が低すぎて
割に合わないと感じている。
これらの要素は
複雑に絡み合っています。
仕事に対してやりがいを求める
ライフワーク型価値観なのか。
それとも、収入を得る手段として割り切れる
ライスワーク型価値観なのか。
これは実際に得られる報酬額によって
変わってきますね。
やりがいは感じられるけれど
あまりにも報酬が少なければ
それはそれでストレス。
本当はライフワーク型を
貫きたいところ。
でも大人の事情が
それを許してくれない。
まずはライスワーク型の仕事に
つかざるを得ない
ということもあります。
今の仕事を続けるか
辞めて転職するか。
余裕がないため焦って決めると
あとで後悔することになりかねません。
コンディションを整えつつ
ここまで取り上げた
要素全体を多角的に考慮し
吟味の上
意思決定することが必要。
もし一人で難しければ
信頼できる人と
さまざまな選択のメリット・デメリットについて
フランクに話し合うのもお勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。