雰囲気の違うギターソロを弾き分ける。
今回の週間宅録ギターは、同じトラックに違った感じのギターソロを録音する想定で、合計4パターンのソロを紹介〜解説します。
もちろん「宅録ギター」なので筆者が実際に「宅録」で使用した機材やプラグインなどの設定も紹介します。
こういうケースは実際のレコーディングでもよくあります。
例えば、
クライアントやプロデューサーからの要望でギターソロが何パターンか必要な時。
CMやアニメ、ゲーム、映画のディザー動画など、映像と合わせてチェックが必要なので何パターンか合わせて聞いてみたい。
昨今のレコーディング事情から、スタジオでリアルタイムで顔を合わせずデータだけでやり取りするケースは多々あります。直接のやり取りが出来ないので、何パターンかもらって選びたいなんて時も。
ちょっと裏技系ですが、作家、アレンジャーがアイデアに煮詰まり、ギターのトラックから何かしらインスピレーションが欲しい時。又、アレンジの方向を決めたいなんて時にも。
今回はマイナー調で少し切なくも力強い曲を想定しています。
まずは完成形を動画でご覧ください。歌終わりから〜ギターソロなイメージです。
こんな感じで4つのソロをレコーディングしてみました。
もっと全く違う感じ(例えばもっとノイズな感じやクリーントーンな感じとか)も出来ますが、今回のケースでは「曲の雰囲気にマッチしたギターソロ」を想定して弾いています。逆にぶち壊して欲しいなんてリクエストもあったりしますよ。まー今回は割と普通な感じ。。
動画の音声はトラックダウン済みでして、諸々処理を施しています。
マガジン本編では各ギターソロの音作りにスポットを当てて、使用した機材の紹介、セッティング等の解説や、スッピンの録り音と処理後の音を聞き比べたり出来るようにもなっています。
又、どうしてそう弾いたか、なぜそのセッティングなのか?までの解説もしています。
宅録ギターの音質をワンランクアップさせたい方にはきっとお役に立てる内容になっていますので、是非ご覧いただければです。
レコーディングに使った機材。
ギター Crews SSH
バッファー Ovaltone MOMENT
アンプ Positive Grid BIAS Head(ラインアウト)
オーディオIO ZOOM TAC2-R
DAW Studio One3 Professional
使用音源
ドラム Studio One付属のループ。
シンセベース、エレピがUVI SYNTH ANTHOLOGY2。
クラビ、メロがFalconのファクトリープリセット。
パターン1 王道なケース。
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