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ステレオギターサウンド


9月に入って徐々に秋らしい気候になって来ましたね。
食欲の、芸術の、スポーツの、読書の、、秋につく言葉はいくつかありますが、他の季節より多い気がします。確かに秋は木々の葉の色が緑から赤茶色へと徐々に変わって行き、元気で派手な夏から静かで寒い冬へと向かって行く、少し切なく物静かなイメージもあったりします。

音楽でも徐々に変化する過程には何とも言えない切なさや逆に高揚感を感じる事があります。
徐々に静かになる曲の後奏や、消えて行くサスティンの余韻なんかは切なさや寂しさのような雰囲気も感じます。

オンかオフの二択では表現出来ない所は音楽の魅力のひとつですね。

そんなわけで、、

今回はステレオギターサウンドと題して、モノラルでレコーディングしたギターをステレオに広げる手法を紹介しながら、実際にどのような広がり方するか音源も使って解説します。

実際にモノラルのギターアンプを鳴らしても、そのアンプがある空間には音が自然に広がり反射もしながら、実際に耳に届く音は決してモノラルその物ではありませんが、多くのレコーディングではアンプの音をモノラルで収録して、アレンジ上、又はミキシングする上でステレオに広げたりするものです。


参考音源を聞いてみましょう。

前半モノラルのギターを後半でステレオに広げているのが分かると思います。ここではUVIのディレイ Relayerで広げていますが、ディレイやコーラス等でもパラメーターや使い方で雰囲気は変わりますし、他にも広げ方は数多くあります。

*イヤホンもしくはステレオのモニタースピーカーで是非。



ある手法で広げるとどういう効果でどんなイメージになるのか、キレイ系のものからアバンギャルドな物まで実際に音源を使い解説して行きます。


使用機材

ギターがクルーズのSSHストラトタイプ。フロントピックアップ使用。
OvaltoneのバッファーMomentを通して、ZOOM U-44(オーディオインターフェース)へ。
基本音色は以上で、今回アンプシミュレーターは使っていません。
録った音にEQとコンプを使っていますが、基本は「ラインの音」ですね。

では音源を聞きながら紹介解説していきます。

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