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無機質なトラックにギターで彩りを。


最近七輪での焼き物にすっかりハマっております。炭火で焼いた味は炭の香りも味の一部な感じでホントに味わい深いものですね。先日もお友達の女性を5〜6名お招きしてサザエやら肉やらすっかり堪能しました。あ、家族も一緒ですよ、僕は当然焼き係です(笑)みんな美味しい!って言ってくれて、沢山食べて楽しいひとときでした。
ちなみに結構な忙しさの中なのですが、ホッと息抜きも出来た一日でした。

そんなわけで、今回の「宅録ギター」は、シンプルなドラムとベースのみのトラックに、ギターで色を付けてアレンジの方向を決める幾つかの手法を解説したいと思います。

ドラムは4つ打ちパターン、ベースもほぼEな感じです。あえて調性は付けていません。
ドラムとベースはUVIのELECTRO SUITEで作りました。UVI推しな最近ですがこのELECTRO SUITE簡単にエレクトリックなリズムが組めてとても良いです。

では元の形を早速聞いてみましょう。



はい、シンプルですね。他になんて言えば良いのかなかなか浮かびません。
これに様々なアプローチのギターを重ねる事で、アレンジの方向を決めたり、様々な色合いを描く事が出来るんです。
今回は全部で6種類のアプローチで、このシンプルなトラックに色を付けていきます。
1音源につきギターは1アプローチで、ダビングで重ねたりはしていませんが、ギター1本でこんなに変わるのか、と感じて頂けるかと思います。

アプローチが次々と変わる動画を作ってみました。



マガジン内では音作りやコード等詳細な解説をしています。

あ、こういう形のトラックにギターを素材的にどんどん録音して行くケースは実際レコーディングでもありまして、
後にアレンジする方が素材をチョイスして、並べたり、加工したりして曲に仕上げて行くのですが、トラッキングの時点では「この曲はどういう形になるのだろう?」なんて想像だけで弾くのです。

では早速色んなパターンのギターアレンジを紹介しましょう!

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