知識を操る超読書術
皆さん、本を読んでその本を記憶に定着させていることは出来ていますか??本をたくさん読めば知識量が増える。しかし、効率よく、記憶に残る読み方をしなければ意味がありません。今回は私が、DAIGOさんの知識を操る超読書術を読んで感想と大事な要点をまとめました。よかったら最後までご覧ください。
まずは、読書に関する2つのフェイク
1速読の嘘
まず、速読は遺伝子によって決められていて、早く読めば読むほど理解度は下がる。カリフォルニア大学の実験では、読むスピードを上げると読んだ気になるだけで内容理解度は下がる。読書スピードと時間を決める要素の中で、目の動きや周辺視野が占めるのは10%以下しかない。
なので、より理解を深めるにはゆっくり読みましょう‼️
なら、どうしたら早く読めるのか??
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早く読める人の特徴としては、スキミング=拾い読みをしている。皆さんも大事なポイントを拾い読みして早く読めるようにしていきましょう。
2多読の嘘
早く読めばたくさん読める。たくさん読めば知識が増えというのは嘘。
本は大量に読む必要性はなく、欲しい知識があれば少ない情報から多くの知識を得ることが出来る。
欲しい知識があれば、その知識、情報を自分の生活に当てはめながら考える。読んだ知識を最大化するには本を読んでいる最中、読み終わった後は、メモするのが良い。
ここまで、読書に関する誤解と事実をまとめました。
では、ここから本を読む準備と、本を役立てる方法を説明していきます。
まずは、知識を操る読書サイクルを作る
①本を読む準備する(本から得たい知識を決める)
②本の読み方を知る(得た知識を実生活で役立てる読み方)
③本から得た知識をアウトプットする(アウトプットすることで記憶に定着しやすい)
この3つで一番大事なのは、本を読む準備をする事です。その中で、オススメなのがメンタルマップである。
メンタルマップとは...?
自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したもの。なぜこのメンタルマップが有効なのか。アメリカの心理学者、ショーン エイカーが、何か行動を起こすとき、その理由、もたらされるメリット、期待していることを3つ箇条書きでメモに書き出すといいと提唱している。メンタルマップの狙いは、興味を持続させ、集中力が切れた時に復活させることになる。まずは、その本を読む目的を決め、1冊を読み切る力をつけましょう。
メンタルマップ例
・なぜこの本を読もうと思ったのか
・この本から得たい知識は?
・読んだ後、どういう状態になりたいか?
キュリオシシティ・ギャップ
次にキュリオシシティ・ギャップについて説明していきます。キュリオシシティ・ギャップは、好奇心のギャップという意味です。つまり『自分があらかじめ持っている知識』、『本の中に書かれた自分が知らない知識』の差を意識することが好奇心を刺激し、内容が記憶に残りやすい。
私たちは興味、関心があることに触れると脳の中の報酬系が刺激される。報酬系は記憶を司る海馬と隣接している。なので、好奇心によって報酬系が活性化すると、海馬も活性化して記憶力がアップする。本の目次を流し読みして、すでに知っている事、知らない事を書き出す知りたいことを明確にする事で、モチベーションが上がり記憶の定着率に繋がる。また、著者の人物像を想像して、感情移入する事で好奇心が湧いてくる
では、次は実践していきましょう。
1つ目のテクニックは予測読みです。
まずは、本を読む前に読む本がどんな本で、どんな内容なのか予想を立てる。必ず、形として残るようにする。すると、実際に読み進めたとき、予測との違いを比べることもできるようになり、本の意外性があればあるほど記憶に残るようになる。読み終わった後は、予測の内容と本の内容を確認する。
2つ目は視覚化
例えば、教科書を読んでもなかなか理解できな畔も、イラストが付いていたり漫画で読むと非常にわかりやすいですよね?ここで重要なのは、読んだ本などをビジュアル、つまり映像化する事です。ビジュアル化の鍵はストーリーに有り。皆さんもストリートして覚え、登場人物の行動などをたのしみながら想像していきましょう。
3つ目はつなげ読み
読んでいる本を自分の持っている知識や体験などと結びつけ、理解度を高めていく。本を読みながら、自分の知識、体験、世の中の出来事の3つを思い浮かべ、結びつけていくのがつなげ読み。
4つ目は要するに読み
目次の見出しを写すのではなく、自分の言葉で要するにこうでしょう‼️と言切っってしまうこと。1行でいいので簡単に気持ちを込めてまとめてください。すると、自分がどこに興味を覚えたのか、その章がどのような内容か、その章を読むべきかどうかなどを判断出来る。
5つ目は質問読み
著者にツッコミを入れながら対話すると内容理解度うぃ高めることが出来る。大事なのは質問を念頭に置きながら本を読み進め、自分なりの答えを探すこと。本を使って自問自答を繰り返し事で内容理解度がグッと高まる。
最後に知識を操る3つのアウトプット術を紹介していきます。
1つ目、テクニカルターム(専門用語)で聞き手の心を掴む。
専門用語で相手の耳を開かせる。専門用語を相手に投げかける事で、聞き手は「その言葉なんだろう?」と疑問が浮かぶ。その疑問に応える形で周囲の人の関心を引きつけ、興味を持ってもらい、話に耳を傾けてもらう。
2つ目はSPICEで説明力を上げる
SPICEとは?
Simplify(単純化)相手に伝えたいことをできる限り単純なメッセージにまとめる。みじかな例で言うと、オバマ大統領は、「Yes,We Can」とシンプルなメッセージを連呼し大統領選を勝ち抜いた。
Perceived self-interest(私的利益感)聞き手の利益になるような言い方をする話の内容や質の正当性よりも、「あなたが得をします」というメッセージがなければ人は納得しない。
Incongruity(意外性)ズバ抜けていいところがある人に出会うと、その印象が強く心に残り、「この人は何でも出来そう」と思ってしまう。
Confidence(自信)伝えたいたった1つのことを自信持って伝える。
Empathy(共感)共感の入り口に相手を説得します。その為には、適切な質問で、相手の気持ちを探る必要性がある。
まとめ
今回はこの本を読もうとしたきっかけは、読書で人生を変えたいと思ったからです。読書だけで人生が変わる訳ない。だが、成功者のほとんどは読書や新聞といった古典的な方法では有りますが、そこから知識を得ています。本は、先人の教えを多く学ぶことができます。成功した話、失敗談、様々な知識を学ぶ事ができます。そのせっかくの読書と読書にかける時間を無駄にはせず効率よくインプットするにも是非、この一冊で今後の読書人生を大きく変えていきたいと思いました。皆さんも一度読んで見てください。