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徹夜勤務を自慢げに話しちゃう人(業界あるある)

皆さん、こんばんは。Kenji Onoです。

今回のテーマをどの様に表現するか思案した結果、「徹夜勤務を自慢げに話す人」についてダラダラと書いてみたい。

書こうと思ったきっかけは、Xで流れてくるポストを確認していたところ、ある方のポストで「上司から昔は徹夜で~(中略)といった話をされて老害と思った」といった内容があった。大手の外資系コンサルファームに勤めている方のようだ。
老婆心ながら、この様な投稿を行う行為に少々問題があると感じつつ、お気持ちは非常に察するものがある。
徹夜勤務の自慢話は、コンサル業界やIT業界だと良く耳にする話のネタではある(他業界でもあるかもしれないが)。
ただ、この話も「目的」が違えば受け取り方も変わるだろうと考える。
例えば、話の目的を徹夜勤務をせざるを得なかった原因に焦点を当てる

「当時のプロジェクトマネージャーが開発工数の見積をしくじってしまい、システムリリースに間に合わせるため、3日連続で徹夜勤務をせざるを得なくなった。皆さんも同じ轍を踏まないように見積方法や見積条件など、特に注意するんだぞ。」

「残業規制が緩い時代だったこともあり、お客さまの期待値コントロールを高めに設定していた。結果的にプロジェクトメンバーへの負荷が高まり数日徹夜勤務をせざるを得なかった。今の時代だと残業規制が厳しくチェックされるため、期待値コントロールの調整に失敗すると大変なことになるから気をつけること。」

どうだろうか?目的が残業自慢ではなく原因と注意喚起のため、受け取り方も変わるのではないだろうか?

最後に、残業自慢とは異なるが、大手の外資系コンサルティングファームの場合、それなりの単価を頂いていると理解する。アウトプットの質でお客さまの期待に応えることは当然として、戦略的にお客さまより遅く帰宅するなどをやっているマネージャーはいるかもしれない。極めてロジカルなお客さまを除き、残業=頑張っていると前向きに解釈をされるお客さまは経験的に少数ではないからだ。ただ、その様な計算をするマネージャーは自慢話はしないのかもしれないが。

以上、駄文・悪文を許されたし。

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