プログラミングと宇宙、どっちもその深淵は計り知れない!? 中学1年生の僕の前に現れた謎の彼女は、僕を虜にするばかりでなく、謎のアプローチを迫ってくるのだが、その結末は……
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#習慣にしていること
小説【スペース・プログラミング】最終章:「エピローグ」
↑第1章
↑前回
あれから3年が経ち
桑谷先生は大学卒業と同時に結婚した。
そして、まさかそのお相手があの警備員の柚木さんなんて知る由もなかった。6年ほどの長い付き合いなんだと。柚木さんは41歳で結構な年の差婚だな、と正直思ったが、桑谷先生が外資系メガベンチャーに就職が決定し「夫婦2人で幸せに暮らす」と。素晴らしいことだ。
そんな柚木さんも、警備員をやる傍ら作っていたAIゲームの売
小説【スペース・プログラミング】第13章:「ホシをつぐもの」
↑第1章
↑前回
「ふーん、それでお前は別惑星の、あの世らしき世界に行っていたと言うのか」
ホシの部屋でみんなが集まった。知らない顔も2人くらいいたけれど、それぞれ小川さんと関口さんという人で、目黒さんが部長をやっている「女子プログラミングサークル」のメンバーらしい。しかも物理学科出身で、宇宙のことを少しわかる人たちだったので、すぐに気が合った。
さて、僕が眠っていた間に何があったのか