31.南インドの旅:世界遺産ハンピで、巨石文化の神々に捕らえられる
14世紀から16世紀に南インド全域を支配したヴィジャヤナガール王国の中心がハンピだ。ごろごろとした岩の転がる中にそびえるさまざまな背景の建築物は、我々の心を捕らえてやまない。
たくさんの巡礼者に溢れるハンピの中心、ヴィルーパークシャ寺院。
内面の装飾の緻密さ、バランス、完成度も圧倒的だ。寺院の中での参拝の仕方は、次のnote を見て下さい。
https://note.com/kenjinakadake/n/nf7df10de6139
聖なる象にも会うことができる。
聖ならざるお猿もたくさんいる。
15世紀に作られたヴィッタラ寺院はハンピ観光のハイライトだ。山車を型取った彫刻が印象的だ。
表紙の像は、ナラシンハの像と呼ばれ、ハンピのシンボル、ヴィシュヌ神の4番目の化身、獅子の頭が印象的だ。その目に捕らえられると、その場を動けなくなる。ぜひ前に立ってみて欲しい。
ハンピは南インドのヒンズー王朝の絶世期を知ることができる、かけがえのない遺跡だ。ぜひ訪れ、その洗練された文化を体感して欲しい。
南インドを楽しむガイドブックをKindleで出版しました。
このガイドブックには、このnoteに書いたことを安全に体験できる方法を、実際に行った体験を元に書いています。ぜひ見て下さい。
また、よみうり川口で、2022年4月17日日曜日に第3回カルナタカ州編、5月15日にケララ編、6月12日にタミルナドゥ州編の講座を行います。
よみうり恵比寿で、2022年5月29日、第3回、カーストと神々の講座を行います。ぜひご参加下さい
https://www.ync.ne.jp/kawaguchi/kouza/202204-01372204.htm
https://www.ync.ne.jp/ebisu/kouza/202204-18017342.htm
インドグッズを持ってきて紹介し、自分の目で見て撮ってきたいろいろな動画も紹介し、生の南インドを体験できるような、楽しい講座にする予定です。みなさんと直接お会いし、お話できることを楽しみにしています。