リアルにマレーシアのいいところについて
シンガポールに異動をすることを決めて、日本に戻っていました。そして、昨日、また急遽マレーシアに戻ってきました。これは別のnote記事にて。
約2年ぶりの母国は最高で、日本の友人、同僚、家族。彼/彼女らはいつでもどこでも僕にとってはとても大切な存在で、一緒にいる時間は幸福を感じました。それに新たな出会いもあり、久しぶりの日本を本当に満喫しました。急の出国となり、もっと会いたい人がいただけに残念ですが(-_-;)
でも一方で、7年住んだマレーシアを離れてみて、マレーシアの良いところに気づかされる、そんなこともありますよね。それを今回は書きたいと思います。
① 気候の良さ・・・これ、実は本当に大切なんだなと。ちょうど帰国したタイミングは冬になる季節の移り変わりで、寒さが耐えられない。特に朝とか。季節の変わり目というのは人体には大きな負担なのです。
② 移動のラクさ・・・在宅勤務でもいいのですが、やっぱり人に会いたい気持ちがあるので東京では電車に乗りますが、移動をすると想像以上に体力的にきますね。東京にいる間は1日の歩数がほぼ12,000歩でした。でも健康的とは言えない疲れかなw マレーシア生活ではこれがない。
③ デジタル化・・・これ、逆に日本は「デジログ」。勝手に命名しましたが、デジタル化しようとするんだけど、ベースがアナログ思想なのでかえって非効率なのでは、と思うことが日本では多々。
例えば友人たちと行ったスーパー銭湯にて。レストランでタッチパネル式のメニューがあるが、一人ひとり与えられたバンドのバーコードで決済をするため、メニューを選び一人が決済。そして、次の人もそれを続けていく仕組み。最終的な金額を管理するのはよいが、ユーザーからすると「本当に便利なの?」って感じだったり。これは成田空港の検疫検査でも感じました。デジタル化はマレーシアのほうが進んでいますね。
④コストパフォーマンス・・・日本でタクシーに乗って思いましたが、日本のタクシー業界って全然変わんないですね。初乗りは安くなったものの、やっぱり乗る気になれない。コスパ高い。grabが恋しい。
カラオケも6人で行って、4時間で6万円。ちと高すぎないか!?
⑤情報の質・・・日本滞在中は実家にいたのですが、親がつけているテレビ番組における報道の質が低くて萎えました。どの番組もコロナ一色で、特に時節柄オミクロンチャンネル化していました。不要な情報が入ってこないという意味では、海外にいたほうがラクですね。
一方で、日本でしかできないこと
・食
これは絶対、海外では味わえない。上海にも専門店がたくさんあったし、マレーシアも食事はおいしいけれど、やはり日本で食べる日本食には叶わない!
・エンタメ
日本の観光やエンタメはとてつもなくレベルが高い。内需完結できてしまう。海外に行かなくても楽しめるところがいっぱい。
季節に合わせたスポーツも選択肢豊富。これは日本ならでは。マレーシアだとスポーツはバドミントンで、エンタメは「えーっと、えーーっと・・・」
というわけで、どっちもいいところはあるんですが、2014年、最初の駐在から帰国した時に「日本の良くない部分を嘆くより、自分ができること、自分の生きる環境を変えることで、やりたいことを実現しよう!」と考えたのですが、それをまた感じちゃいました。
でも、日本は大好きですよ、もちろん。
国外に出ることで見える日本像もあるでしょう。僕は外から、日本を支える。こんな生き方があってもいいかなとも思っています。
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