無料の動画編集WEBアプリ「Clipchamp」を強くオススメしたい件
※案件ではございません。
私は映像制作の仕事をかれこれ25年ほどしています。
使うツールはAdobe Premiere(CCより大昔の3.0というバージョンから使ってます白馬がトレードマークだったなぁ…) やAfter effects, 最近はDaVinci Resolveを多用しています。
編集ソフトを持っていない人に動画編集を体験してもらうために何かいいカンタン無料アプリはないかなぁ?と探していたところこの「Clipchamp」が最高すぎました。まぁーシャレにならない!
「Clipchamp」はコチラから
https://app.clipchamp.com/
いやこれ、無料でウォーターマークなしの1080HDまでエクスポートできてるし色調整やテキストアニメーションなんかも標準装備。え、これでほぼ編集できるんですけど、、、しかもサクサク動きレスポンスが良い。これadobeよりストレス無いかも、、
以下に私が唸った素晴らしい点を挙げてみます。
【フィルタリング】
インポートしたメディアを「動画」「音声」「画像」「使用中」「非使用中」などカンタンにフィルタリングできる。編集素材ってたくさん使いますよね。そうすると素材を探すのにスクロールが面倒になってきて終いには創作時間よりも捜索時間が長くなります。そんな私に目から鱗のこのボタンがすんごくわかりやすく置いてある。なんだろうこれ?と押してみて気づきました。これ確かに必須機能。
【ギャップアラート】
映像編集って不用意な黒み、つまりタイムライン上に何も載っていない素材と素材のスキマを作っちゃいがちです。これ、再生すると一瞬黒が入るのですがそんな凡ミスをチェックするのって意外に面倒。それがこのアプリ、素材の無いスキマを斜線表示で表示してくれている。これも最初、この斜線はなんだろう?って思って拡大してみるとギャップがありました。それをカンタンにデリートできます。
【素材の差し替えがラク】
タイムライン上の素材を差し替えたい場合、ただただ上書きしたいところにドロップすればOK。これむっちゃラク。モンタージュの試行錯誤が素早く行えます。
【タイムライン上の順序入れ替えがラク】
タイムラインに並べたファイルの順序を入れ替えるのも動かしたいファイルをつかんで持って行きたいところ(ファイルとファイルの間だったり、タイムラインの先頭だったり)でリリースすればOK。ギャップも発生しません。こちらもモンタージュの試行錯誤に集中できる。
【簡易的な色補正もできちゃう】
これが実は選んだポイントだったんです。オンラインアプリで色補正までできるのあるかなぁ〜と探して出てきたのがこのClipchampでした。色温度や明るさ(露出)調整ができちゃうのはホント便利。
【自動保存でプロジェクトファイルも複数保存できる】
これがクラウドアプリの良いところですよね〜プロジェクトの自動保存、プロジェクトのコピー作成ができるから別バージョン作成もラク。ただ、ひとつのプロジェクトにひとつのタイムラインしか作れなそうですが、プロジェクトの開く、閉じるがむっちゃ早いのでノーストレス!(今のPremiereなんてプロジェクトファイルを作るところからやけに時間かかるんですけど。。。)
と、いう感じでとにかく編集作業に、とりわけ「モンタージュの試行錯誤」に集中できる。とってもクリエイティブなツールでした。
初心者には強くお勧めしたい「必要最低限をわかりやすく」使える動画編集WEBアプリです。
この「Clipchamp」で編集したものはコチラ。
同じ素材を使っても編集次第でストーリーも変えられるし表情すら違って見える。モンタージュの体験をしてもらうための教材です。
9/15,16の15時よりこの素材を使ったオンラインの無料体験レッスンを開催します。
ご興味ある方は「Anderson film school」のインスタグラム
https://www.instagram.com/anderson_film_school/
のプロフィールリンクにあるgoogleフォーム「受講相談」からエントリー願います。