ESOH個伸塾の公式LINE活用『LINE公式アカウントを使うようになったきっかけ編』
ESOH個伸塾は、千葉県にある個別指導の学習塾です。
ESOH個伸塾では、生徒の保護者とのやり取りはほとんど全てLINE公式アカウント one to oneメッセージで行っています。
塾という仕事の特性上、LINE公式アカウントによるコミュニケーションは非常に相性が良いと思っています。
学習塾の顧客構造
学習塾は、コミュニケーションを取るべき相手が『生徒』と『保護者』と2者存在し、2種類の顧客が存在するという言い方も出来ます。
塾として生徒とのコミュニケーションに困るということはほとんどありません。
教室まで来てくれますから。
保護者とのコミュニケーションが難しい
しかし、保護者とのコミュニケーションとなると、話は変わってきます。
生徒が自転車や徒歩など自分で通う場合、送迎であったとしても保護者は外までのケースが多く、何かしらのアクションを起こさない限りはコミュニケーションを取ることが出来ません。
保護者との代表的なコミュニケーションのツールは電話でしょうか。
昔、塾に通っていた方などは塾から電話が良くかかってきたという経験がある方も多いのではないでしょうか?
実はこれ、塾側からするとかなり大変なんです。
まず、塾の授業は、生徒が学校から帰ってくる夕方から始まります。そのため昼間は授業の準備や、生徒や保護者の状況の確認、事務的な作業などを行うことになります。塾側の都合としては、この昼間の時間帯が最も電話をするには都合が良い時間帯です。
しかし、最近は保護者が仕事をされているケースが多く、昼間にお電話をしてもつながらないことが多くなりました。中には何時にかけても全く電話がつながらないという家庭もありました。
また、自宅にいる確率が高く、多分まだ起きているであろう19:00-21:00頃の時間帯は、塾の教室が最も賑わっている時間帯であり、電話でゆっくり話すのは非常に難しいです。
当塾でも、授業と授業の合間の10分などをぬって電話がけを行うこともしばしばありました。
合間をぬって電話をしたとしても授業の合間に電話をかけることが出来る人数はせいぜい数名。
さらに最近は生活のリズムも多様化しており、ご家庭ごとに都合の良い時間帯が違うというますます電話がけ氷河期が続いています。
LINE公式アカウント始めました
『電話で保護者の方とコミュニケーションを取るのって難しいね』
という諦めにも似た状況になりつつあった中、コミュニケーションのツールとしてLINE公式アカウントの運用を開始しました。
そこからコミュニケーションがとりづらいと思っていた保護者とのコミュニケーションにも、徐々に変化が表れはじめました。
もちろん今までも電話だけではなく、メールなどでもやり取りはしていました。
しかし、今までは『メールを送るまでもないかな?』と思われ、こちらに届かなかったようなささいなことでもLINEを通じてメッセージが徐々に届くようになりました。
『今日どんな感じでした?』
『昨日ちょっと息子に言い過ぎてしまったので先生からフォローお願いできませんか?』
『ちょっと気になったんですけど、これってどうなんですか?』
などのご家庭とのやり取りが気軽なものになり接触回数が明らかに増えてきました。
これはLINEというチャット形式の気軽なコミュニケーションツールならではのものだと思います。
生徒に対してのコミュニケーションも変わった
生徒とのやり取りも公式LINE上でつながることで変化が起こりました。
例えば分からない問題の質問。
今までは教室に来ないと質問できませんでした。
LINEを使用するようになってからは、LINE上で写真を使って質問対応も行っています。
感覚としてコミュニケーションの量と質が明らかに変わってきたと感じていましたが、感覚だけでなく、成果も出ました。
そのあたりこちらの記事で詳しく紹介してもらっています。
今ではほぼ全員が公式LINEに登録してくれています
最初は個別に公式ラインの登録を促しながら時間をかけて公式LINEで繋がってる方を増やしていきました。
今では入塾時の面談で登録をお願いしており、当塾の保護者のほぼ全員が登録をしてくれています。
最近では、当塾でのコミュニケーションの大半はLINEで行っています。お互いその場で時間を合わせないといけない「同期型コミュニケーション」に対して、LINEに代表されるお互いに自分がメッセージを見たときに返信を送る「非同期型コミュニケーション」のツールは忙しい現代には必要不可欠なのではないかと思っています。
他にも便利なツールがたくさん
他にも、公式LINEには通常のLINEと異なり、『一斉送信機能』や、『ショップカード』『クーポン機能』などお店を運営する事業者に向けた機能がたくさんあります。
当塾でも『一斉送信機能』や『クーポン機能』など積極的に使っています。
これからも公式LINEを使って生徒・保護者と良好な関係を築いていきたいと思っています。