白髪染めを明るくする0.5の法則
白髪染めは明るくならない
白髪染めは明るくするのが難しいです
それは白髪染めの染料が濃く
髪の毛に残留してしまうため
普通のカラー剤で明るくすることができないから
特に6レベル以下の薬剤や注意が必要で
なかなか明るくなりません
そんな白髪染めのお客様を明るくしたいと言われたとき
どのようにすればいいか瞬時に頭に浮かぶでしょうか❓
簡単に数パターン浮かぶ人は読む意味がないかもしれません
逆にアイディアが欲しい方はこのまま読み続けてください
当たり前の前提
ヘアカラーは一度きりではありません
一か月に一回~数か月に一回
継続していくものです
また
ヘアカラーは一度すると
その履歴は髪に残り
その履歴は
歴史のように積みあがっています
つまり
一度でヘアカラーを作り上げることを辞め
お客様とともに理想を作っていきましょう
ぼくはそのようにお客様に伝えますし、
お客様にも理解してもらいましょう
今回は全頭ブリーチは置いておく
全頭ブリーチをすることで一度で明るくすることはできます
しかし、
今回はこの話はしません
ぼくのお客様は
仕事をしている方が多いし、地方で
「普通」の方が多いので
髪のダメージも気にしますし
そんな大きな変化を求めている方ばかりではないです
0.5の法則
数か月をかけて少しずつ明るくしていく提案をしています
保守的かもしれませんが
ぼくのお客様は満足してもらえています
具体的にはどのようにしていくのか
それは
根元の薬剤を0.5レベルずつ明るくしていきます
Instagramでは毎回0.5ずつ明るくする例を書きましたが
実際は
1から2か月ごとに0.5くらい明るくしていきます
また間にハイライトを入れたり
リタッチのみにしたり
全体したり
微妙に調節をしていきます
例
前回一か月前、6レベルで白髪染め
今回
根本6.5レベル
毛先11レベルオキシ6%
次回
毛先褪色している場合
根本7レベル+6レベルを4:1でリタッチ
少し6レベルを入れておくと安心です
褪色していない場合は
上記の根元にハイライトを入れる
ハイライト13CL+ブリーチ10:1~20:1
次回
リタッチ7レベル
その次
リタッチ7.5など
はじめと途中で確認が必要
明るくしていく前に
必ずお客様と最終ゴールを共有しておきましょう
そのほうが
丁寧ですし
お客様もイメージしやすい(お客様は具体的に決まってない場合が多い)
また、
途中で
今の明るさがどうなのか確認は必要です
はじめにゴールを共有しても
そこまでいかなくても満足している場合が多いからです
お客様は変化が欲しい
ぼくは
日々お客様と触れていて感じることは
お客様は「変化が欲しい」ということ
その変化の対象として
「明るさ」なんだと思います
だから、
「白髪染めだからできない」ではなくて
少しでも変化をさせてあげることが
お客様の満足につながると考えています
だから
必ず希望の明るさにするのがいいのではなく
お客様に寄り添うことが重要と感じます
ぜひ
参考にしてみてください
インスタもよろしくお願いします