誰のための勉強会か?「できること」じゃなく相手目線を忘れない
11月10日勉強会がありました
昨日やっと勉強会が終わりました
勉強会の内容は「ヘアカラー」
初めて美容室からお願いを受けてその美容室で講師として勉強会をしました
勉強会やセミナー講師はやったことはあるのですが、
個人で頼まれることは初めての経験でした
結果はすごく成功ではないだろうか
自分としては今までで一番勉強になった
今回考えたことが3つあるので紹介していきますね
前とは違い講師をするにあたって考えたこと
1オーナーが何を望んでいるのかを考えた
2自分の技術を押し付けるのではなく、あくまでヘアカラーの考え方や普段の仕事を見せることにした
3オンラインとオフラインの違いを考えた
1オーナーが何を望んでいるのかを考えた
今回は11名の参加者の勉強会
オーナーがどうして「ヘアカラーの勉強会を僕に頼んだのか」を考えました
美容師は多種多様で得意な分野が違います
例えばカット、カラー、パーマのメニューごともありますが
今はもっと細分化して自分のブランディングをしている方が多いです
カットでいえば「ボブくびれボブ」や「レイヤーカット」「ボブ日本一」など、特化して何かのデザインを売りにしている方が多いです
そういう全国的な講師は読んで講師をしてもらうにはかなりの金額が必要になります
ぼくに依頼することはもっと基本的なこと
若手のスタッフのできないをできるヒントを伝えたり
お客様の何を見て色やデザインを組み立てているのか
基本なヘアカラー理論を教えサロンワークの向上になるような
初歩的なことかもしれませんが
相手目線に立って何を教えたら喜んでもらえるかを意識しました
2自分の技術を押し付けるのではなく、あくまでヘアカラーの考え方や普段の仕事を見せることにした
午前中にモデルを2名染める(はじめは1名の予定だった)
普通はセミナー内容に沿って
そのデザインができるモデルを準備してもらい
事前に写真を送ってもらい
何となくデザインやセミナーで伝えることを考えていくのですが
今回は
何もしませんでした
つまり
新規のお客様のようなイメージて
モデルをやらせてもらいました
実際のお客様は事前に髪の状態を見ることはできません
実際に希望を聞きながら髪を見て
色やデザインを決めています
それを解説しながら一つ一つデザインを考えていきました
まさか、全頭ブリーチをセミナーでやるとは思いませんでした
しかし、リアルな毛髪診断やカウンセリングのポイント、薬剤選定を見せることができたと思います
ほんと、失敗しなくてよかったです
正直ヒヤヒヤです
3オンラインとオフラインの違いを考えた
今はInstagramにYouTubeそしてネットでオンラインセミナーも受けることができます
しかも
有名美容師ですし、好きな時に好きなものを無料もしくは数千円で受けることができます
わざわざ、みんなで集まって
ぼくみたいな全国的に無名な美容師の話、技術を見るのであれば
やはり
オンラインとオフラインの違いがでる勉強会をしないといけないです
そう考えました
答えは
自分たちもデザインを作る
これしかないと思い
ウィック(頭の人形)を染めてもらいました
理論とやりたいデザインを頭の中でイメージする
それを実際に頭に表現してみると
デザインに荒が見えます
それを目で見て実感することで
もっといいデザインをお客様に提供できるし
自分が一番勉強になると思ったからです
最後に
相手目線で物事を行うことは
すべてのことに必要なことです
ぼくは
今まで
自分ができるもの、取り組んでいるものを
ただただ、勝手に伝えているだけでした
しかし、
noteをはじめInstagramやTwitterなどを勉強するうえで
今の考えに至りました
相手の必要なものを考える
相手の役に立つものを発信する
サロンワークでも
勉強会でも
SNSでも
なんでも必要なこと
そんなことを再確認しながら
また、頑張っていこうと思います
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