小学校にてエレクトーンコンサートを行ってきました!
はじめに
エレクトーンについて書いているこの記事ですが、
今回はイベントレポート(?)ということで、直近の演奏のお仕事について書いてみようと思います。
コンサートについて
日は遡り、9月13日(金)に新潟市内の小学校にて45分のトーク&ショーと題を打ってコンサートを行なって参りました。今回コンサートのお客様は6年生の生徒さんとその保護者の皆様でした。演奏曲目は以下の内容です。
♪ 情熱大陸2007(葉加瀬太郎)
♪ロンドンばし(イギリス民謡/小助川謙二)
♪海の見える街(久石譲)
♪ケセラセラ(大森元貴)
♪さよーならまたいつか(米津玄師)
の中から1曲
♪ラデッキー行進曲(J.シュトラウス)
→手拍子でダイナミクスに合わせて参加。
♪Appassionato (小助川謙二)
♪ジャンボリーミッキー!(Marinangeli Marco)
一言でその印象をまとめると(なぜ一言にした)、
とにかく反応と耳がいい!
でした。
この演奏のお話をいただいた時に、
「小学生の生徒さん相手に何ができるか」
「45分という時間の中でどう楽しんでもらえるか」
を何度も考えながらプログラムの構成をしました。
もちろんコンサートをする訳ですから、
じっくり演奏を聞いてほしい!
という思いはあるのですが、果たしてそれだけで子どもたちは45分間集中することができるのかな?途中で飽きてしまったりしないかな?ということも注意していました。
しかし、こちらの予想とは反対にとにかく一生懸命聞いてくれる子どもたちで、その反応がとても素直で、演奏している間は子どもたちに背を向けていたのですが、その反応を背中から感じ取りながら演奏することができました。
途中、参加型のプログラムということで、3曲の中から1曲を選んでもらうプログラムがあったり、曲のダイナミクスに合わせて手拍子で参加するということもやってみました。こちらもとても反応がよく、手拍子の参加曲は《ラデッキー行進曲》だったのですが、1分のリハーサルで見事手拍子で演奏を終えることができました!
学校現場とエレクトーン
さて、今回こちらの小学校に演奏させていただくことになった経緯ですが、お声をかけてくださった先生が以前からお付き合いのある方でして、過去のアンサンブルでのコンサートやソロのリサイタルにそちらの先生が足をお運びいただいたことから、今回の訪問に繋がりました。自分の演奏を「子どもたちにも聞いてほしい!」と思っていただけたこと、本当に嬉しくまた光栄に思います。
エレクトーンという楽器は、ヤマハ音楽教室における教具の1つであるため、中々学校現場にその足を踏み込むことが非常に難しく、現在の社会とエレクトーンをつなぐ窓口がヤマハ音楽教室しかありません(当然のことですが)。
エレクトーンをもっと広めたい!と日々思ってはいて、その1つとして学校現場とどう繋がっていくか…ということも日々試行錯誤するところです。
また、実際に「学校現場とエレクトーン」ということに関しては、
学校とエレクトーンが繋がることにどういうメリットがあるのか
音楽教室に通わない子どもたちに何を学んでもらうか
ということについて自分自身の中でまだはっきりとした答えがある訳ではありません。これが自分の中で明確になった時に、また活動のあり方が変わってくるのではないかと思います。これについては焦らずにじっくりと考えたいと思います。
最後に
ということで(どういうこと)、学校現場とのコネクションはまだまだ検討の余地はあるのですが…
今回は自分が主催する自主事業の中でこうして小学校への訪問が実現した訳でありましたので、こうした活動を継続的に(これが大事!)続けていく必要があるのだなあと感じるところです。
今の所、2年続けてきたリサイタルも、単にエレクトーンを広めたい!という重いからやっていたり、新しいレパートリーの研究も目的だったり、自分自身の挑戦だったり…と目的は様々ではありますが、また年に1回を目標に続けていきたいと思います。
今回、開催にあたり、お声をかけてくださった、担当の先生・保護者会の皆様・学校関係者の皆様・生徒の皆様に改めて感謝したいと思います。
ありがとうございました!
2024.9.26.