ROSE BARBARE - GUERLAIN
自己紹介とご挨拶
はじめまして、こんにちは。Kenjiと申します。
香水にハマって1年弱です。香木や香原料、香油に興味を持って半年くらいの駆け出しです。まだまだ未熟な私ではありますが、自分なりに香りの体験記を書いていこうと思いまして、このnoteを始めてみました。香りに関しては全くの素人なので、感想が的外れになっていることもあるかと思いますが、感じるままに書いていく所存です。よろしくお願いします。
ROSE BARBAREとの出会い
では早速ではありますが、今回書くGUERLAINのROSE BARBAREの購入体験記について書いていこうかと思います。
この香りと出会ったのは2021年3月31日でした。
この日はGUERLAIN 阪急うめだ本店のリニューアル日で、幸運にもフレグランスコンサルテーションを予約していた日でした。
(フレグランスコンサルテーションで用いられる、香りのついた器)
フレグランスコンサルテーションでは、GUERLAINの社員さんの中でも、特別にフレグランス知識のある方から香水をレコメンドしていただける体験です。私は今年2月にイリストリフィエ を購入した際に案内していただいて、コンサルテーションの機会を頂きました。
そして最終候補まで至った香りが、ROSE BARBARE、PROMENADE DES ANGLAIS、BAISER DE RUSSIEでした。
(最終候補まで残ったムエット。特別な冊子に入れてくださります。選んだ香りは、この3つで決められない!という所まで来て、初めて名前を教えてくれました。)
コンサルテーションを受けたのが4月の直前ということもあり、春っぽい若々しい香りを選びたいなと思い、ROSE BARBAREの20mlを買うに至りました。
その後なんと、阪急うめだ本店のリニューアルオープンの視察に来ていらっしゃった、GUERLAIN日本法人 代表取締役社長 ジュリアン・オッテンヴァルター氏にお会いすることができ、私との2ショット写真の撮影、名刺までいただきました。なんと幸運なことでしょう……(お話も数分して、とても楽しいひとときでした…)
ROSE BARBAREの香りについて(感想含む)
作者(調香師)はフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)氏で、彼は自身の香水ブランド;Maison Francis Kurkdjian から多くの人気作品を生んでいることで有名です。
ROSE BARBAREを含むGUERLAINの本コレクションは、ラール・エ・ラ・マティエール(L'art et la matière)というシリーズです。これはミツコやルール・ブルー、夜間飛行など、長く愛され名香と称される作品に対して、GUERLAIN社が「これから100年後も愛される香水を作りたい」という思いで出されているシリーズで、過去の「GUERLAINらしい」という香りから方向性を変えたため、賛否が別れているシリーズであるようです。そのシリーズの中でも最初期(2005年)に発表されたのがこのROSE BARBAREです。歴史あるブランドの新シリーズの船出を任されたのがクルジャン氏だったということで、彼にとって気合が入った作品だったのではないかと思います。
(ドロップサイズに付いてくるケース。色が選べます。)
さて、ここで私が感じるROSE BARBAREの香りですが、甘くジューシーなリンゴの果実をデザートに、快晴の下、バラ園で食後のお茶(紅茶)を飲んでいる景色が見えるように感じます。(私は景色や色や音で、香りを例えることが多いです。)
軽やかで美しい色とりどりのバラが咲いている庭園を強く感じます。
ケースの色は赤にしましたが、決して赤色のみのバラ園ではないかなと感じます。白やピンクのバラも混じっていますし、リンゴやバラの甘い香りだけでなく、葉や茎の青っぽい香りもほんのり混じっているのがバラ園に感じる要素なのかな、と自分なりに解釈しております。
まだ薄ら寒い春先には、これからやってくる春への期待を運んでくる香り。
そしてまさに今、梅雨時期には華やかで楽しげな、情熱、パーティ感を運んでくる香りだなと感じています。
フレグランスコンサルテーション含め、この香水を買った体験というものは今後忘れることのない思い出として残るだろうなと確信しております。
最後に
このような感じで香水購入体験記(香りの感想含む)を不定期で更新してまいりたいと思っております。
また、ここで使用している写真はすべて私が撮影しているものなので、どうぞご自由にお使いください。