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お店選びが苦手な人ほど読んで欲しい!幹事の最大の楽しみの一つ、店選び!〜教養としての幹事力

皆さんこんにちはKenjiです!少し久しぶりなこのシリーズ!

突然ですが私が幹事をやる上で、一番楽しいことの一つがお店選びです。

画像はイメージです!

やっぱり自分が選んだお店で、参加者の皆さんに「美味しい、楽しい」と喜んでもらえると、嬉しいですよね。とは言いながらも、お店選びはなかなか難しい、悩ましいのも事実です。それゆえに、お店選びが苦手、という人も多いですね。

実際私もこの忘年会シーズン、複数の店選びを行っていて、悩むことも多々あります。

何を基準に、どう見つけたら良いか…。

今日はお店選びに苦手意識を持つ方でも、どのように考えるとお店をスムーズに選べるか、或いは、どのようなポイントを押さえておくべきかご説明したいと思います。

是非お店選びが「楽しい」と思えるようなマインドになれますように。

やはり写真はイメージです!

1.選ぶベースとなるお店を増やす

やはり選択肢が少ないと悩みますので、普段から自分の行動エリアについては、候補店を探しておくと良いです。以前の記事でも記載した通り、自分の足で見つけたお店が増えるとベストです。やはり自分が会食のホストとなる場合、自分が慣れ親しんだお店だと、予測可能なことが格段に増えて、とても安心できます。

店員さんの雰囲気や、サービス内容、料理・ドリンクの質、居心地、トイレの位置、喫煙可否等など…。なるべく自分の足で街を歩き、少なくとも外からでも様子を見て、お店の雰囲気を掴んで、リストアップしておくと良いでしょう。

◆お店を探す方法
✓ 実際に街を歩いて、良さそうなお店を見つける
✓ 信頼できる人からの情報(飲食に関するプロやグルメな友人等)
✓ 雑誌情報(ハズレが少ない)
✓ 食べログ等の情報(「あたり」を付けるイメージで活用、鵜呑みはNG)
✓ SNSでのチェック(きっかけ探しや、検証的に活用)

私は、仕事上もお付き合いのある信頼できる筋(笑)とも情報交換を意識的に行っており、食べログの保存機能やエクセルでまとめて、お店リストを作っています。こうしてベースのお店が増えると、選ぶ幅が広がりますし、行きたいお店が増えて、楽しくなっていきます。

幹事をする人には「この段階」を楽しんで欲しいのです!

街を歩くたびに、若しくは飲みに行ったりご飯に行ったりするたびに、「こういうシチュエーションで、このお店はどうかな?この料理は評判良さそうだな」と具体的にイメージ・想像しながら、リストを1軒1軒増やしましょう。そうすると、次はどこに行こうかな、早く次の飲み会や会食案件が来ないかなと楽しみになります。楽しみながらやることが大切です!

◆歩きながらお店を探すコツ
✓ 飲み屋さんが多く集まるエリアを探す。※お店が集まっていないエリアを徒歩で探すのは厳しいです!
✓ 飲み屋さんが多く集まるエリアの1本裏の道を見てみる。
✓ 良さそうなお店が見つかれば検索する。この時に、複数のサイトで見る。(例:note、食べログ、Instagram、Google Map…。)1つのサイトだけだと、「Insta投稿をすると1杯サービス」のようなキャンペーンでの投稿であったり、最悪ステマだったりするので、注意が必要。
✓ お店の入り口をしばらく見てみる。店員さんがちゃんと挨拶をしているか、席への誘導は丁寧か?

ちなみに、出張先等で事前に歩くことが出来ない場合は、雑誌やネットで信頼性の高い情報を頼りに見つけていくことになります。信頼できる人がいれば聞いてみると良いですが、中々難しいですよね。そのような場合は無難なお店の中から厳選していきましょう。

◆良いお店の見分け方
これはよく聞かれますが、ケースバイケースです。「良いお店」ってビッグワードなんですよね。相手のニーズや人数等によって「良いお店」≒適切なお店は変わってきます。そのため、なるべく様々な業態、規模のお店をストックしておきましょう。

しいて言えば…

私は下見に行くときに、生ビールの状態を確認します。生ビールはサーバーやジョッキの手入れ具合によって品質が大きく変わります。一目瞭然なのです!

泡が美しい!こういうお店は仕事が丁寧!(なはず!)

「仕事」が丁寧なお店は生ビールの手入れもしっかりされていて、お料理の仕入れや調理もきっとしっかりされているだろうと考えます。知らないお店で一杯目のビール品質が良い場合は、「良いお店の可能性あり!」ということでいくつか料理を注文して検証を進めることになります。

また、良かったお店の経営母体を調べてみて、同系列のお店があれば、そちらも良いお店である確率が高いです。お店のオリジナルホームページをチェックしてみましょう。

2.エリアを絞り込む

それでは実際にお店を選んでいきましょう!

まず悩むのがエリア選び。

どんな雰囲気の街で飲みますか?

私もちょうど最近、仕事で社外の人(自分を入れて4名)と会食を企画することになりました。エリアは山手線内やその近郊ということで、選べる自由度が高い反面、どこにしようか悩みます。まず参加者全員の夕方の予定を確認すると、4人の内、2人が恵比寿、1人が錦糸町、1人が虎ノ門にいることが分かりました。
更にそれぞれの住まいも、東京西部、東京北部、横浜と、とにかくばらばらなのです。さぁ、まずはどの街で飲もうか…。

どうすべきか。

結論から言うと、最終的には幹事の独断で決めるしかありません。

あちら立てればこちらが立たぬ。

とはいえ、以下の2点に気を付けておくと良いと思いますので、挙げておきますね。

①行き・帰りの動線を考慮する

路線図を片手に、行き易さ・帰り易さを考慮すると良いです。ただ、これに捉われて、自分が幹事をするのに「難しいエリア」、例えば全く知らない街でやると、会食そのものが大変になり、皆さん楽しめなくなってしまう恐れもありますので、気にし過ぎるのはやめましょう。

②街の雰囲気を考慮する

街にはそれぞれの雰囲気がありますよね。会食をどのような雰囲気にしたいのか、その街の雰囲気に合わせると良いです。これもあまり気を使い過ぎずに、「しっぽり飲もうとしているのに、ワイワイした街はやめておこう」くらいの感覚で良いです。あとは2軒目に行くのであればお店が多く集まるエリア等。

◆雰囲気のイメージ例(私の勝手なイメージです!)
渋谷:若者も多く集まる賑やかなイメージ。お店も多様な業態があり、軒数も多い。
赤羽:せんべろが多く、小規模店舗が多い。酒場文化を楽しみながら何軒か回るのに適している。
神楽坂:おしゃれで雰囲気が良いお店が多い。小路に入る楽しさもある。狙っているお店や業態があれば予め予約をしておくのが無難な印象。

上に出した私のケースでは、実はお一人がご退職される、しかも全員私より年上という状況でした。ただ、直前に会議室で落ち着いて話す機会を作れそうでしたので、会食ではしっぽりと話をするというよりも、比較的ワイワイ話をするニーズの方が強いかなと考えまして、少しカジュアルで話しやすい適度な賑やかさがあるようなお店を選ぶことに決めました。

そこで浮かんだのが「渋谷」。

動線を考えても、東京西部の人も、北部の人も、横浜の人も皆帰りやすいですし、仮に2軒目に行く場合にもお店が結構ありますからね。

カジュアルな感じが良い!
お料理のビジュアルも良し!
小分けにしてくれてありがたい。

エリアを絞る際には、行きたいお店があればそれを起点に考えても良いですし、遅れてくる人がいて、その人が直前までどこにいるか、等の制約があればそれに合わせれば良いと思います。制約があまりなく、フリーで考える際に困ったら、街の雰囲気を頼りに決めていきましょう。

3.お店を絞り込む

エリアまで決めたら、1でため込んだ皆さんのリストから素敵なお店を選びましょう!ここでは少し注意とコツが必要です。

絶対に守らなければならない、出来れば守る、ここまで出来たら良い!そんなイメージで、少しリストを作ってみました。

靴を脱いで上がる小上がりは、外国の方中心に「え?」と思う人も多いですね。膝が悪いので嫌だと言う人も多いです。予め確認しておくと良いですね!

◆どうしてもお店がない場合は「ずらす」

また、どうしても良いお店がない、または席が空いていない場合は、エリア探しからもう一度やってみましょう。少しずらすことが可能なのかも確認してみましょう。先方指定のエリアがある場合でも、なぜそこなのか?会食の後に、新幹線に乗りたいから東京駅付近で、という方なら品川(或いは上野)でも大丈夫かもしれません。

会食後に新幹線や飛行機移動を考えている人も多いので、エリアの希望があれば、理由も聞いてみましょう。

スタート時間をずらすのも手ですね。
私がよくやるのは海外でよくある「ウエルカムドリンク」。待ち合わせ後に、まずはスタンディングバー等で一杯飲んでから、次のお店へ。こうすることによって、遅刻してくる人もカバーできますし、気分も高まりますね

ある日のウエルカムドリンク。頼み過ぎ…!

また、日程上、余裕がある場合は、お店探し(リストアップ)から改めてやり直すのも良いです。
私は公私で周りに良いお店を知っている人がとても多いですし、SNSでフォローしている人からも多くのお店を教えて頂いています。信頼のできる人から候補店を集めながら、実際に行ってみて、リスト化していくと良いですね。

また、度々自分の足で、と記載しましたが、実際に事前に下見に行かない場合は、以下のようなリスクが想定されます。なるべく部内の懇親会や、ランチタイム等を活用して、事前に行くようにしましょう。

・お店の清潔感がなく、料理・ドリンクも写真と異なる。
・個室のはずが、仕切りがあるだけ。
・会計の仕方がネット情報と異なる。(カードが使用不可等) などなど。

※全部私の体験談…!

さぁ、忘年会、新年会、クリスマスにお正月と怒涛の宴会シーズン。こんな時だからこそ、幹事は楽しんでお店を探しましょう!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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Kenji @ソムリエ資格を持つ会社員・会食幹事デザイナー
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