見出し画像

なぜ立ち止まれない?武雄アジア大学構想の怪(第2回) 2023年12月12日公開記事

佐賀県武雄市への進出・新設を目指すという話がある私立四年制大学「武雄アジア大学」。

そもそも文科省に新設認可されない(または、認可されないことが早期にわかり、申請を出せない)ような設置計画なので、どう転んでも結果的に様々な禍根が地域に残るので、早期の白紙撤回が必要なのですが、今もなお「漂流」と「迷走」が続いています。

学部構成は、韓国エンタメを学ぶ?現代韓国学部(定員90名)、小学校教諭1種免許の取得を念頭に置いた次世代教育学部(40名)。

少子化で学生確保が困難なので、留学生を半分程度、場合にはそれ以上入れることも最初から想定しているとのこと。

大学新設を目指す学校法人は、財布が逼迫しているにも関わらず、四大設置を高らかに謳い、地元自治体である武雄市は「不退転の決意」でお金(血税)を含めた支援することを表明。

「明らかに無理筋な話なのに、なぜ、立ち止まれないのだろうか?」という疑問の声を、武雄市民、他の大学関係者、大学誘致に関わったことのある自治体関係者らから頂くので、この話の発端を調べてみました。

ここから先は

1,541字 / 3画像

¥ 250

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?