点と点
先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがってあなた方は、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。自分の勇気、運命、人生、カルマ、何でもいいから、信じなくてはなりません。点がやがてつながると信じることで、たとえそれが皆の通る道からはずれても、自分の心に従う自信が生まれます。これが大きなちがいをもたらしてくれるのです。
スティーブ・ジョブズ
私たちは何かを見る時、自然と視野の中にあるもの全てを処理しながら見ているものです。
しかしながらその見ているものは1点として捉えて切り取って情報にしていることが多いと思います。
先のことを予測しながら行動しても
未来のことなど本来はどうなるかわからないものですからその時には点としか思っていないものです。
しかしながらふと振り返ってみると
その点が連続していることに気づくことがあります。
まさしく点としか捉えていなかったものが自分のしっかりとした線のように描かれ続けているということ
それがどんなことだろうといつのまにか自分の軌跡がそこに現れているということ
意味があるかないかは後から決まってくるものなのです。
どんなことでもいい
その時その時点でしかないと思うことも意識的に続けてみてください。
いや、無意識につづけているのかもしれない。
そして必ず振り返ってみてください。
そこに自分の全てが詰まっています。
そしてその自分に誇らしくあってください
なにかの軌跡を残せる必要な存在だということに
社会にとって不必要ではなく
あなたはとても大切な人なのですから。