第5回 “BRANDING”Meetupレポート 〜「ブランディング」で仙台を面白く〜
あいホーム主催 “BRANDING” Meetup開催
2024年7月29日、あいホーム主催の“Branding“ Meetupが開催されました。第5回目となる今回のテーマは、「ブランディング」です。
福岡のブランディング企業である株式会社クロマニヨンの代表取締役 小柳 俊郎さん（以下、小柳さん）をお招きし、企業ブランディングについてお話しいただきました。
あいホーム主催のMeetupとは？
あいホーム主催の“Meetup“は「地域連携し、新しい仕事を創造すること」を目的としています。また「共通の目的を持った人たちの交流会」 と定義し、地域を盛り上げたい、面白いことがしたい方へ声をかけて学び、交流する場を不定期で設けています。
毎回異なるテーマを設定していますが、第5回目となる今回のテーマは「ブランディング」。
昨今、物が溢れる中で機能や価格だけで選ばれることは難しくなっており「誰にどのように選ばれたいか」を企業自らが考えることが重要です。
自社をどのように定義し、社会と関わるかを考えるための「ブランディング」について、仙台の経営者を中心とした皆さんと一緒に学び、自社・個人にどう活かすかを考えました。
自社のブランディングで生まれたポジティブな変化をシェアして
仙台を面白くしたい
今回、ブランディングをテーマに選んだのは、あいホームが自社ブランドを考えるワークショップを社内で実施したことがきっかけでした。
今回の講師である小柳さんに依頼し、自社の存在意義を定義するワークショップを行う中で自社のアイデンティティを言語化し「最高のホームをつくろう」というブランドスローガンが誕生しました。
このスローガンを掲げたことで、社内にポジティブな変化が生まれ始めています。この光景を目の当たりにした伊藤さんは「この変化を仙台の仲間にもシェアしたい」と考え、今回のMeetup開催に至っています。
（あいホームのブランディングに関する取り組みはこちらをご覧ください）
「私たちは、最高の「ホーム（家）」をつくると共に「ホームタウン（地域）」「アットホーム（絆）」もつくりたいと考えています。このMeetupを通じて、地域や仲間の絆を醸成する機会になりましたら、うれしいです」
と伊藤さんは語ります。
ブランドは「意味」
講演では、情報や物が溢れる時代になぜ「ブランド」が必要か、
ブランディングの重要性などを様々な事例を交えながら短時間でレクチャーされました。
「ブランドとは【意味】です。
今の時代、意味のないものに人は愛着や意欲を持つことは難しく、相手にどのような意味をもたらすかを一貫性を持って伝えることが大事です」と小柳さんは語ります。参加者は真剣に話を聴きながら自社や自分自身の「ブランド」について考え、時折笑い声が上がるなど楽しみながら聴講していました。
「【存在意義】のあるサービス・商品をつくり【選ばれる意味】のある企業が増えることで、より良いまちづくりに貢献できるとうれしいです」と伊藤さんは語ります。
仙台の食と共に楽しむ懇親会＠KAMOSUBA
講演会後の懇親会では、会場隣の“KAMOSUBA”にて、仙台の食材を楽しみながら自社の現状やブランドについて意見を交わし、大いに盛り上がりました。
また、今回協賛いただいた株式会社サンキューの岩井さんは、福島から駆けつけ「仙台の皆さんと一緒に東北を盛り上げたい」とビールを差し入れてくださいました。
この日のために駆けつけてくださいました。
あいホームでは、引き続きMeetupを企画予定です。
次回も仙台を盛り上げるテーマで集い、ここから新たな未来を築ければと思います。
小柳 俊郎氏プロフィール
CROMAGNON＆Co. 代表取締役/CEO
1969年、福岡県大牟田市出身。同志社大学経済学部卒業後、レジャー事業会社に入社。11年間遊園地の企画宣伝の現場に携わる。2003年より、外資系広告会社に転職。100社を超えるメディア戦略・バイイング業務を経験。大手メジャー配給会社の業務では2014年のトム・クルーズ博多招聘を実現した。
2011年に創刊した福岡のオトナたちへ向けたフリーペーパー「BOND」の編集長を2019年まで担当。福岡の八女茶を世界に発信する「八女茶ブランディングプロデューサー」「事業構想大学院大学 ブランド戦略特任教授」は現任。2020年5月ブランディング・カンパニー「CROMAGNON＆Co.」を起業。
協賛；株式会社サンキュー
主催；株式会社あいホーム
編集/ライティング 古荘 由香（Dig & Pop）
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