生産性とは
生産性…Productivityとは何か。
一般的な理解としては「限られた資源でいかに効率よく価値が生み出されるか」といったところだろうか。
英語圏では、
” the results you want with less time and effort.”
https://www.tonyrobbins.com/productivity-performance/what-is-productivity-really/
つまり、「いかに少ない時間と労力で得られたかの結果」という定義もある。
労働生産性か個人の生産性かで定義を分けているところもある。
”Workforce productivity: The total amount of goods and services workers produce in a certain period.
Personal productivity: The relevant output of an individual in a certain period.”
https://dariusforoux.com/what-is-productivity/
日本には「生産性 = 産出 / 投入」だという人もいる。https://www.bengo4.com/c_5/n_12953/
日本の生産性が低いと言われ久しいが、これは他の先進諸国と比較して一定時間内の生み出す価値が低いからだ。なぜそうなるのか?
商品やサービスを経済学では「財」と表すこともあるが、その消費される財に対してつけられた値が低いと必然的に価値の上限が低いままになってしまう。それを生産する人の労力に対しても十分な値がつけられていないと、最終的な商品やサービス自身も低い値でいいことになってしまう。
安い店の裏には安い労働力があるわけだが、提供しているサービスや価値に対して十分な値がつけられていないことが、生産性が低い根本原因だと言いたい。
筆者が考える式は
生産性 = 値がつけられた価値 ÷ 価値を提供した総労働時間
つまり、「時間あたりの生み出された価値(値段)」だ。
しかし、残念ながら、会社でサービス残業があったり、飲食店での「サービスで!」と無料で大盛やおかわりを提供したり、必要以上のボランティア精神、社畜根性、過度な割引等、いたるところで様々な「実際の価値を下回る対価」が支払われてしまっていることが今の日本の現状であり問題だ。
世界各国のマクドナルドを経験したことがある人ならわかると思うが、同じマクドナルドの店員でも、日本と途上国やアメリカの接客には明らかが差がある。が、時給はアメリカの方が高かったりする。
例えば、1時間で生み出す価値の源泉となる労働力に15ドルの値がつけられるアメリカと「こんなもんだから」と千円程度で買いたたかれる日本。
安く買いたたかれるな。日本国民。
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