必ずしもみんなが論理的に考えられるわけではない
切り抜きだが、論理的に物事を考えられない人がいるという話を紹介している動画をみつけた。
この話を聞いたとき、自分がすぐに思い浮かんだのがこの本だった。
『ケーキの切れない非行少年たち』
生まれ育った環境によって、論理的に物事を考える力や未来や少なくとも近い将来を創造する力が得られない人もいる。
ひろゆき氏の動画とこの本で書かれていた共通の例として、短絡的思考が染み付いた思考回路に陥った若者は生きていくためのお金を手に入れるために、すぐに窃盗や体を売るといった行動に走るというものだ。
社会的には何かやらかしたら本人の責任になる。が、一応、現在の少年法では未成年はある程度守られることになっている。特に日本では14歳未満であれば、犯罪として咎められることすら免れる。
子の知性は親、特に母親の遺伝の影響を多く受けると言われるが、それと同時に家族・学校・その他の生活環境にもかなり影響を受ける。
親がそこに意識を向けることも重要だが、もし適切な環境を与えることができない社会が適切な環境を与えなくてはならないという話にもなる。
しかしながら、その社会とは何か形があって存在しているものというよりは、直接的にか間接的にかは人によるが、自分たち・あなた達の存在や行動の結果成り立っているものなのかもしれない。
気づいて救える社会になるよう行動したいし期待したい。
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