PRに必須!無料で利用できるプレスリリースサイトを紹介

PR活動は自社の情報を社会に発信するのに必要不可欠な活動です。

そしてPRといえば新聞社やテレビ局にCMを流してもらうこと、と考えがちですが、CMは制作費用と放映権の買取で数百万のお金が動くと言われています。

いくら宣伝効果があるとはいえ、予算はできる限り抑えたいものですよね。

さて、最近ではインターネット上で情報を発信するのが当たり前になっています。

はてなニュースやValuePressなど、さまざまなニュースサイトが企業のプレスリリース情報を発信しています。

しかし、目についたニュースサイトに情報を提供すればいいというわけではなく、サイトごとに料金の設定や得意なジャンルなど、特徴があります。

今回は数あるプレスサイトの中から『無料で使えるPR配信サービス』を5つご紹介いたします!

まずは実際のご紹介の前に、PR配信サービスを使うことのメリットを考えてみましょう。

PR配信サービスを使うことのメリット


SNSで拡散される
ねとらぼやロケットニュースなど、Twitterでネットニュースを見かけたことはないですか?

実は、ああいった掲示板形式でニュースを発信しているサイトもプレス情報(企業PR)を受け付けているのです。

サイトとTwitterのアカウントが連携されていることにより、リツイートなどでより多く拡散されるチャンスがあります。

紙媒体の宣伝とは違い、一つの記事が広がっていくのはインターネット上でPR活動をする最大のメリットだと思います。

宣伝効果が大きい
昨今では若者のテレビ離れという言葉が囁かれるほど、メディアがネット上に偏っている傾向にあります。

スマホで見かけた情報の方が簡単に保存・転載ができるので第三者に紹介されやすい傾向にあります。

運よくバズれば1円もかけずに100万円相当の宣伝効果を得ることも可能です。

平等にチャンスが与えられる
かつてのPR活動はメディア(テレビや新聞社)に払える予算で宣伝できる時間や枠が決まっていました。

テレビCMだとゴールデンタイムのCM権は高く、深夜や早朝など視聴率の低い時間は比較的安くCMを放映できました。

しかし、インターネット上でのPR活動なら誰でもいつでも最新情報を目にすることができて、さらにはインフルエンサーに紹介でもされたならPRの効果は絶大なものになります。

上記のように、PR活動において外部のプレスサービスを使うことにはメリットが多くあります。

それでは、ここからは完全無料で使えるおすすめのPR配信サービスを5つご紹介させていただきます!

PRをしたい時に無料でプレスリリースが出せるサービス

ツナググ(https://press.portal-th.com/) 

完全無料で使えるサービスです。

ツナググもどなたでも利用できるPR配信サイトで、特徴はリリース記事の投稿から最短5分で審査されweb上に発表されます。また、利用者はエリアや業種からプレスリリースの記事を探すことができます。

特徴としては、とても綺麗な表示でプレスリリースの文章が掲載される点です。無料で利用できますが、有料のプレスリリースサイトと遜色がありません。

また、プレスリリース担当者がプレスリリースを学べる記事や、PRに関する記事を定期的に配信しているので是非定期的にチェックしてみましょう。

注意点

サイトにあるプレスリリース情報投稿フォームは審査が通ればそのまま反映されるシステムになっている為、投稿をする際には、誤字・脱字がないか確認をしてから申請しましょう。


PR Free ( https://pr-free.jp )

完全無料で使えるサービスです。

自社のプレスリリース情報をサイト内の専用フォームに投稿することで、専門の審査チームが査定し、メディアに情報を掲載してくれます。

ユーザー登録などは不要で、どなたでも情報を掲載できるシステムになっています。また、伝わるPRのコツなどを同サイト内でまとめてくれているので、PR初心者でも安心して情報の作成ができます。

提携先のメディアなども随時増やしているようで、成長の見込める配信サイトです。

注意点

原稿のチェックなどのサービスは行なっていないので、リリース情報の審査が通った後(メディア掲載後)であっても情報の虚偽や苦情が認められた場合は投稿記事が削除される場合があるようです。

作成するPR情報は言葉選びや情報の確実さに注意しましょう。

ぷれりり ( https://www.prerele.com )

どなたでも利用できるPR配信サイトで、その最大の特徴はリリース記事の投稿から最短5分で審査されweb上に発表されることです!

サイト内では注目記事のランキングがジャンルごとに発表されていて、記事の分類分けがされているおかげでそのカテゴリーに関心のあるユーザーに届きやすい構成になっています。

注意点

記事の制作は完全自己責任になっており、注目される記事を書けるかどうかが勝負の鍵になってきます。

サイトにあるプレスリリース情報投稿フォームは審査が通ればそのまま反映されるシステムになっており、投稿された記事は修正ができません。文章の構成力に自身のある方に向いたシステムとも言えるでしょう。

PRしよう ( https://prsiyou.com )

当サイトは比較的新しくできたPR配信サイトです。

白を基調にシンプルな作りとなっていて、文字や写真による情報が入りやすい設計です。

もちろん、会員登録からプレスの投稿まで完全無料です。

面白いなと感じたのはアクセス解析を見られる点ですね。

日割りで折れ線グラフになったアクセス数がみれるので、統計を取ることで今後効果的にプレス情報を発信するタイミングを計ることができるでしょう。業種やカテゴリに微細に分けられているのも魅力の一つです。

注意点

若いサイトである故に、宣伝効果は未知数です。

プレス情報を作成した上でご自身のSNSやブログなどで紹介するなど、プラスアルファの行動が必要だと感じました。ただ、2021年6月現在も新しいプレスリリースがどしどしとアップされているので、今後の成長は見込めます!

ファッションプレス ( https://www.fashion-press.net )

Twitterのフォロワー数340万人のWebマガジンです。

配信される情報はファッションに限定されず、映画やグルメ、カルチャーなど幅広いジャンルを取り扱っています。

編集部にメールでプレス情報を送り、審査と打ち合わせを経て掲載に至ります。

流行に敏感な人が閲覧するサイトですので、インフルエンサーなどがプレス情報を自身のアカウントで発信し、拡散に至るなど一般層に近いところで情報の広がりが見込めます。

注意点

ジャンルは比較的幅広いですが、BtoB向けのPRなどには向いていない可能性があります。

あくまでエンドユーザーに向けた情報を取り扱うサイトですので、問い合わせの際は自社の商品・サービスがサイトのカラーに合っているか吟味する必要があります。

SNSとPR配信サービスの違い


ここまでで「PRに使える無料のサービス」をご紹介させていただきました。

さて、この項目はちょっとしたおまけ要素になります。ズバリ、SNS(Twitter等)とPRサイト(PR free等)の違いや効果的な使い方についてです。

私個人としては本日紹介した情報サイトと個人のSNSアカウントの併用が最も宣伝効果があると思います。

ユーザーはプレスリリースの情報を見かけた時に、その記事の信憑性を高めるためにまずTwitterに足を運ぶ傾向があります。

なぜ、ホームページではないのでしょうか。

それはtwitterの持つ「即時性」が情報の信頼度を高めているのです。

例えば新規のラーメン屋さんがホームページで”平日11時から20時まで”なんて書いていても「ほんとに行っていいのかしら?」と考えてしまうのが現代っ子の恐ろしいところです。

Twitterで”今日からやっています”と書かれている方がリアルタイムに情報をキャッチできて安心感を得るようです。

なので、あなたが明日からお店や会社をPRするときは

・PR配信サイトでのプレスリリース
・プレスリリース情報から公式のSNSへ誘導
・公式SNSでアナウンス

の3つの手順を踏んだ方が宣伝の効果は現れるでしょう。

SNSではそもそもフォロワーがいないと見てもらえない・バズらないと広告効果が薄いという大きなデメリットがあるので、フォロワー獲得のためにPR配信サービスを使うことはとても良い手段だと考えます。

一度SNSにファンが定着すれば、次第にファンが勝手に宣伝活動をしてくれるようになりますので、初めはそこを目標に頑張りましょう!

まとめ


以上「お店や会社をPRしたい時に無料で利用できるサービス5選」でした。いかがでしたでしょうか?

PR配信を行ってくれるサービスは多々ありますが、中には有料のもの、得意な分野が限られているものなど様々です。

利用料金やサイトのトップページの雰囲気はよくみてから利用しましょう。

今回ご紹介させていただいたものは利用料が完全無料であり、ジャンルも幅広く扱っているサイトでしたので、PR初心者の方には入りやすいかと存じます。

効果的な宣伝を心がけて、コロナ不況も乗り切ってしまいましょう!!

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