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自分を知るために

コーチングをしていて
いろいろな人から
お話を聴かせていただいていると

自分自身というのは
なかなか見えないものなのだなとつくづく思います。

というのは

・自分には強みがない
・やりたいことがわからない

という方に対して
その方がされていることや
過去のエピソードを伺うと

私から見ると
とんでもなくすごいスキルや実績を
持たれている方がいます。

それってすごいことじゃないですか。
誰でもそんなことできませんよ

というと

その人にとっては
当たり前のことなので

そうなんですかねえ、と
ピンと来ない様子。

こういうときは
なぜそこがすごいと思うのかを
自分が見えたままをフィードバックします。

私自身もクライアントとして
コーチングを受けることがありますが

まったく自分で気づいていなかった
指摘を受けることがあります。

自分でやっていることは
ぜんぜん大したことではなく
誰にでもできるようなことだと思っていますが

第三者の視点でみると
違ってみえるのだなということが
よくわかります。

他者のことはよく見えるのです。

「メタ認知」とは

自分の認知活動(考えること・感じていること)
を客観的にとらえることですが

これはなかなか
ひとりだけでできるものではありません。

他人を観察するのと同じように自分を見ることは
相当な訓練をしないとできないでしょう。

だから、世の中には

「自分にはなにもない。自信がない」

と思っている人がたくさんいます。

こうした自己認識を
少しでも変えることができると
自信が生まれます。

自信がでてくると
自分の行動の基準も引き上げられ、
行動力が増しますので
成果もついてくるようになります。

この状態をつくる有効な手段が
信頼できる他者との対話

すなわち
コーチングを受けることです。

この人には包み隠さず
なんでも話ができるという
信頼関係が大事ですので
誰でも良いというわけではありませんが

コーチングを受けてみると
潜在意識のなかにあって
自覚できなかった自分の内面を
知ることができます。

コーチングを通じて

自分を知る
自分が持っている強みを知る。

私などなにもない
なにも価値がない。

というのは自分の視点であり
思い込みです。

他者の視点からみると全く違うものが
見えてきます。

自分を知ろうと思ったら
ぜひ他者の視点を活用してみると良いと思います。


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