先策学校のテニスチーム
塚田健一郎ともうします。中国雲南省、昆明在住。先策国際学校でテニスコーチをしています。
私の午前中の仕事、少数民族である8歳前後の子供達へのテニス指導です。
子供達はこの年代で親元を離れて生活をしています。
その時点で凄いことです。
このチームが本格化して8ヶ月。
フランス人の女性のコーチがハンドルしています。
全くテニスをしたことのない子供達をゼロからスタートしていました。
雲南省は少数民族が多く住んでおり山岳地域では質の高い教育を受けることができません。
そこで先策学校はテニスを通じての人間育成を積極的に行っています。
学長とヘッドコーチは選手を選ぶために山岳地帯の学校を周り、
300名近い選手と触れ合い学長が6名を選びました。
8月には残り6名の選手が入学してきます。
学費、生活費、遠征費、生徒にかかる費用は中国政府、
そして学長が全てを負担します。
これも中国雲南省ならではのことです。
基本的にテニスのプログラムを午前中に受けて、
午後はその他の勉強をしています。
先日は飛び入りで、午後のフリークラスで子供達に日本語を教えました。
自分が先生になるとは思いもしませんでしたが貴重な時間でした。
こんなイメージで勉強をしています。
午前中のテニスは8:30に集合してバスで近辺のテニスコートに行きます。
外のコート2面です。十分な環境です。
雨が降った時は吹き抜けのインドアコートを使います。
密封されたインドアコートもあるのですが自然環境を奪われるので基本使いません。
アウトドア2面インドア8面の施設です。
今日久しぶりにコーチとラリーをしたのですが、少しラリーが繋がっただけで息切れが激しかったです。2000mの高地なので酸素が不足します。
午後は幼稚園のキッズを指導します。
月曜日から木曜日まで、毎日20名のキッズがテニスをしています。
現在は80名のキッズが学校とは別でテニスレッスンを受けています。
先策学校は中国で有名な卓球やバトミントン、バスケットボールではなく、
テニス事業に全てのエレルギーを使っています。
学長ファミリーがテニスに力を入れてくれている事に感謝です。
先策学校では底辺の底上げに力を入れていて、
マーケティングチームは9月に200名のキッズを集めてテニスをさせることが可能だと言ってます。
7月のテニスキャンプも100名に達したとの報告を受けました。
これで午前と午後にテニスレッスンを分けるので、
観光にはいけないことが確定です。。。
下見で行ったのでいいですけどね。
『どうやって集めたの?』
と時間があったらマーケティング担当に聞いてみたいと思います。
私はこの部屋を使わしてもらっています。
マーケティング担当者もいるのですがいつも席を外しています。
なんと全員女性です。。。そしてテニス担当のGMも女性です。
明日もまたどんな一日になるか楽しみです。
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