さようなら、タイバンコク

塚田健一郎ともうします。
妻と3人の子供達と、タイバンコクで暮らしています。

この自己紹介を書くのも最後の日となってしまいました。
私は5月13日に中国雲南省昆明に移住しました。

いつかはこの日が来るとは思っていましたが私なりに書き残したいと思います。

タイに来たのが2008年。私は一緒に仕事したい仲間がいるテニスアカデミーで12年間務めました。

人間力の高い経営者と優秀な仲間に囲まれて本当に充実した仕事ができました。
12年間務めましたがもっと早く退くべきだったと思います。

お願いされていた目標を達成したら退くべきでした。6年目ぐらい。
相変わらず時間かかり過ぎな自分です。環境の良さに甘えていたのだと思います。
それは過ぎたことなので。

約1年前に退社。コロナの影響で退社すべきと決断しました。

その後1年間は家族と真剣に遊びました。こんな決断を後押ししてくれた妻に感謝です。いつ何があっても後悔はありません。

毎日、運動、睡眠、朝散歩しかしていません。何回も来るであろうロックダウンに備えて実労しなくても生活できる環境を整える為に時間を使いました。

私が子供の教育と家事をするようになり妻は今まで時間がなくできなかった仕事をするようになりました。まだやってるので本当に好きなのでしょう。

そして3人の子供達と沢山の思い出を作ってきました。

まだお子さんが居ない方だったり、お子さんが小さいご家族であれば、
思い出になる旅行をする事をお勧めします。

どんなに小さな旅行でもいいと思います。贅沢である必要もないです。
公園にお昼を食べに行くだけでもいいと思います。

私は昨日、中国雲南省、昆明到着しました。
バンコクから2時間と快適なフライトでした。

中国ではホテル強制隔離14日間と自宅隔離14日間。合計で28日の隔離生活に入っています。

私は中国の行政機関と教育機関。人間育成プロジェクト。
テニスを通じて優秀な人材を育てて欲しいとオファーを受けました。
大きなプロジェクトに協力できることはとても光栄なことです。

これからは私のことを全く知らない世界に身をおきます。ゼロからのスタートです。

意味を持たない肩書きや過去は削除してきました。
(特にないんで気楽ですが)

私に残されたのは大切な家族と仲間です。

私の仕事依頼を引き受けた理由。

条件がいいからです。オファーを受けた時はっきり言いました。

私は仕事をしてもしなくてもいいので、私の要望を全て受けいれてくれたら行きます。全て受け入れてくれたので行く事にしました。

騙されてたらどうする？
騙されててもいいです。私は何も先行投資していないし、騙されていたらバンコクに戻ればいいだけです。失うものは何もないです。

仕事にやりがいがなかったらどうするのですか？
やりがいのある仕事ってなんですか？私はテニスを教えさせてくれるのであれば、
どんな年齢、レベル、民族でも対応します。

私はいい条件をもらって自分なりにやりがいのある仕事に変えていきます。
それが誰にも奪うことのできない、スキルやキャリアアップに繋がるのだと思います。やりがいのある仕事や好きな仕事を探すのは簡単ではありません。

今している事を好きになった方がいいです。

中国は魅力的なのか？
私にとっては中国だから行きたい！とか行きたくない！という発想はないです。
そこに好条件があるから行くだけです。
中国はこれからも発展して活気が出て魅力的だからとかも関係ないです。
そんな価値観で行っても何も残らない。中国が発展してようが貧富の差は激しいだろうし、全員裕福になれるなんて不可能なのです。日本は景気が落ち込んでるからなんて言ってますが、世界どこいたって成功できる人はできるんだと思っています。私は好条件で教育機関で次世代の子供達を育てられるありがたさ
そして行政機関の援助、優秀な人材とチームで仕事がしたいだけなのです。

隔離後どんな出会いが待ってるか自分自身楽しみです。

先策学校動画