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選手があってのコーチだという立場を間違えてはいけない。

3児の父。プロテニス選手のツアーコーチをしています。

中国🇨🇳遠征の3週間が終わりその後軽井沢へ。何だかバタバタした5月を過ごしていました。中国遠征、軽井沢遠征も厳しい結果となってしまいました。
私も実力不足を感じています。私はどんな試合でも選手の良い所を探し出します。理由。欠点は誰にでもあるし欠点の指摘なんて誰にでも出来るからです。それより次に向かって長所を見つけた方がいい会話になると思いませんか?試合後は選手から話をできるような空間を作って選手が話すべきです。それを聞くのがコーチの役目。私はいつもどんな試合でも「今できることを普通にやればいい」このように指導します。
自分にできることを自分なりにやればいいのです。私の仕事は選手の話を先ず聞き入れる。それが良いか悪いかは別にして後押しするだけだと思っています。それを自分の箱に入れて指導するような事をしてしまっては選手の可能性を制限してしまいます。しかも自分はそこまでのコーチングキャリアと実績は持っていません。

選手は本当に良くなりたいから私を信用して依頼してきているはずです。その時点でどの選手より遥かに立派だと思います。今の自分は結果が出ていないので説得力はありませんが、誰よりも違ったコーチングができると思っています。

選手と遠征する事により実際に数多くの試合を観ることが自分を成長させてくれています。そんな選手に心から感謝しています。こんな結果なので次があるかは私には分かりませんが、次チャンスがあるならもっといいコーチングができるようにしたいです。今後も選手の健闘を応援したいと思います。


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