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主夫をして感じる事
バンコクに住んで10年以上。3人の子供の父親だ。現在は主夫をしている。
40歳を超えて職業が変わり本当に新しい発見と経験をしている。
私は元プロテニスコーチで20年間、選手育成コーチ、ツアーコーチ、クラブのマネージャーを仕事にしてきた。
コーチングプロであればコートでの指導時間が1日6時間ぐらいだと経験も上がるし、『しっかりとプロテニスコーチです』と自信を持って言える時間ではないかと思う。もちろん労働条件やコーチのタイプにもよるがテニスコーチならそのぐらいはやりたい。
主夫は時間は決まっていない。これほど対応が難しく時間が足りない職業は少ないのではないだろうか?自分の時間を作るために朝5時とかに起きて運動したり、ブログを書いたりしている。
それが全く苦痛だったりしないので自分には向いているのではなかと思っている。
自分の将来の為に、どんな環境にでも対応できる力を作るいい機会だと思っている。
前置きが長くなったが本題。
私が主夫になれたのも、妻の後押しとファイナンスの問題がなかったので決断できたのだと思う。それには感謝している。
私の妻はタイ国籍だが男に頼らないたくましさを持っている。
実際、私がいなくても全く影響を受けず3人の子供達を育てられる経済力はある。
私は捨てられないように努力している。
私が全くあてにできないと思っての行動なのかもしれないが、その行動力には頭が下がる。
日本では夫が働いて稼ぎ、嫁は家で主婦をするのが基本みたいなイメージが強い。
女性はいくら能力があっても高い給料をもらい一家を支えるような生活をするケースが少なく、選択の幅が少ない。
現に女性の初任給は男性の7割ぐらいだそうだ。なんでだ?
能力のある女性が能力を発揮してヘッドハンティングされたり、キャリアアップしてビジネスで成功する女性が増えれば私のように男が主夫を選ぶ事も可能になる。
そのような仕事の仕方が増えれば思考停止はなくなるし、自分のキャリアアップを常に考えて仕事するだろうし、競争も増えて優秀な人材が多くなると思う。
そしてより格差社会が広がることは確かである。