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ITF J60ジャカルタからITF M15東京に移動。

3児の父。プロテニス選手のツアーコーチをしています。

昨日ジャカルタから帰国しました。休む暇もなく東京の有明へ。
いつからこんな忙しくなったんだろう?1月からかな。

頑張る選手を全力でコーチするのが楽しくて仕方ない。
あっという間に時間が過ぎてしまう。最近興味があることは、選手が思っていることをどれだけ聞き出せるか。そしてそれを最後まで聞いて受け入れられるかです。

どうしても選手の話の途中で『それ違う』とか思ってしまいます。思うことは悪いことではない。選手が思ったことだからそれが正解なはずなのに。。。今までの私ですと、選手の話が違うと思った瞬間に自分の価値観や私見を押し付けたりしていました。今考えると本当に最悪な指導者だったと思います。

今は選手の意見を尊重し聞き入れて、それで次の行動がすぐ取れるようなコーチングスタイルが確立されてきたと感じています。

選手は自分の考えと第三者のプロのコーチングを聞き入れて幅を広げていったり、密度を濃くしていくものだと思っています。ですので自分の考えがあってのコーチなんですね。

ここで選手になんですが自分の方向性や意志がズレ始めるとテニスにもろに影響します。私はこういうボールを打ちたい!と思ってひたすら取り組んでいる選手と、
なんで私はここにいる?何していいのか分からない。と思って取り組んでいる選手では大きな差がでます。究極、少しラリーすればすぐ分かります。飛んでくるボールに意志がないんですね。感覚的ですがすぐ分かります。だからどんないいコーチにテクニック教えてもらっても自分の方向性をしっかり持っていないと全く意味がないんです。なんて深く考え行動できた遠征になりました。

この場をお借りして、3人の女子選手、ご家族、そしていつも熱心にサポートしているコーチの方々に深く感謝申し上げます。

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