選手がなかなか勝てない!と思うコーチへ。
こんにちは。中国昆明の先策学校でテニスを指導しています。
指導者が求めているパフォーマンスや結果がでない!と考えている指導者が多いと思います。
私もいつもそうでした。
そのような立場から退いて感じることがあります。
結果が伸びていたり成長していても、
もっと高い目標ができるから一生満足できない。
日本男子のテニスの歴史では20年前は250位でグランドスラムの予選に入れたらエリートでした。
しかし現在では錦織選手、西岡選手、杉田選手、ダニエル選手、内山選手がグランドスラムにストレートイン、他にも予選にインできそうな選手が存在しています。
これは進歩していないですか?
ITFジュニアトップ10でプロ転向した後、他のジュニアを比べて伸びていかない状況はありますが、ジュニアトップ10で終わっても素晴らしい結果なのにそんなに珍しいことではなくなってきています。
日本人の傾向として各選手の伸びている結果を十分評価できないこともあるでしょう。
まずは選手やコーチへの結果や進歩を認めてそれなりの評価をする必要があります。
反省しかしない。
結果出しているコーチ達も評価があまりにも低いのでモチベーションが上がらない。
もっとできるだろ!もっとアイデアだそう!考えよう!
そして永遠に続く話し合いをして行動できない。
いい結果を出す鍵は、
選手、コーチ、その他がいい選手になる為に行動することだと思います。
考えても行動しなければ結果は出ない。
まずは行動しながら軌道修正していけばいいのだと思います。
そして最後に。。。
いい選手を育てるのは日本人でなくてはならないのですか?
そうなると確率は下がりますよね。
結果を出したかったら多くの人種に触れること。
違う育ち、感性、文化に触れ合うことが結果を出すヒントになると思います。
日本人を育てることに固執しないこと。
国籍の違う選手を指導できるコーチが出てきたら安定した結果が出るのではないでしょうか。