真剣に全力で遊ぶ
バンコクに住んで10年以上。3人の子供の父親だ。元プロテニスコーチとして20年間仕事をしていた。現在は主夫をしている。
主夫をしているので何が仕事で、何が遊びかの境界線はまだ自分には分からない。
主夫経験が3ヶ月ぐらいで未熟なのかとも思う。
主夫となり子供と遊ぶ機会が多い。
何かを学んでもらいたいとかではなくてお互い真剣に遊ぶ。
子供と1つの事に対して真剣に全力で行う。
今までは子供に何かを与えたいという気持ちだけで、
自分が真剣に本気で遊んでいない事は勿体無いと思い始めた。
テニスコーチをしていた時、選手の親が負けた後に私や選手本人に
『今度頑張ればいいから』
と聞いた時に直ぐに否定した事がある。
今日の試合というのは一生戻って来ません。
今を真剣に全力でできない選手が何で次があるんですか?
今を乗り切れる選手だけに次があるんで、
今日の彼の試合では次はありません。
はっきり言ったこともある。
その延長になってしまいますが、こんなコメント聞いたことありますか?
『負けたけど次に繋がる試合内容でした』
メディア向けに言わされているのかもしれないですが、
そんな発言してたら勝てないし、勝てる日は来ない。
来ても時間がかかる。
テニスでは負けたら次の日に繋がる試合はない。
そこで一回途切れるのである。
いくらいい試合したからって負けてしまったら、
次週まで待たなくてはいけなし、同じようなプレーができる保証なんてない。
結論はパフォーマンス良くなくても勝ち進む事によって、
次に繋がりチャンスが広がる事になる。
よって自分が何事にも本気で遊んだり仕事したりする事が将来的に役に立つ事になる。
今日の朝も布団の中でこんなことを思いながら起き上がった。