試合後のコーチングで気をつけていること。
私は46歳。タイ13年、中国3年。現在は日本でタイ国籍の妻、2人の娘、1人の息子。家族5人で生活をしています。
試合後のコーチングはできるだけシンプルにするようにしています。
どうしてもその時の感情や周囲の反響が頭によぎるケースがあります。
私はそうなる恐れがあるので、メモに残してフィードバックするようにしています。
勝った原因は何なのか?負けた原因は何なのか?しっかりフィードバックします。
何を伝えていいのか分からず、感情的になるケースも珍しくないと思います。
意味不明な自分自身の言い訳を探し、次には選手や選手の家族の行動を批判してしまうものです。あの時、あんな練習してたからだ!今まで何をしてた!親が悪い!
本当にそうなのか?
試合で負ける原因はただ1つ。
相手が自分よりいいプレーをしただけ。いいプレーができるだけ。
試合で勝つ原因も1つだけ。
相手よりいいプレーをしただけ。相手よりいいプレーができるだけ。
なぜ相手のプレーに敬意を示さないのだろうか?自分に勝った相手を認めない限り、自分の成長はない。自分しか見えていないからだ。
結論は練習、トレーニング時にいいプレーして、試合で出せるように練習する。そして持続性を保つ。
それ以外何かありますか?
コーチの役目はそれができるようにサポートするだけ。あとは選手の個性と感覚で動いていくのです。それをあーでもない。こーでもないとやり過ぎるとぎこちない動作になります。コーチ的には勝った時はほらね?俺のコーチングが良かったから勝ったよね?と言いたいともろですが、実際はそうではないのです。(私はコーチなので残念ですが。。。笑)それを指導者、コーチは理解すべき。たまたま自分の前に強い選手が現れただけだ。
選手はそれぞれの個性を持って生まれてきています。それに逆らってはいけない。
私はそう考えています。