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「サマータイムレンダ」

アニメを見る事は少ないのだけど、いつも良いものを薦めてくれる友人が教えてくれたので、楽しんで見た。
23話まで見て、終わってしまうのが嫌で、24話と最終話を見る前に時間を置いたほど。

幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、和歌山市『日都ヶ島』へ2年ぶりに帰郷した網代慎平。
葬儀に参列した慎平は、親友の菱形窓から「潮には他殺の可能性がある」と打ち明けられる。
さらには潮の妹・澪までも潮は殺されたと訴える。
日都ヶ島には、自分と同じ姿の「影」を見たものは死ぬという伝承があった。
生前、澪は潮の「影」を見たという――。

TVアニメ「サマータイムレンダ」公式

タイムリープものといえば、「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」が自分の中で強くて(ゲームをプレイ)、サマータイムレンダのクレジットに志倉千代丸の名前があって驚いた。
後半クールOPテーマの「夏夢ノイジー」、シュタゲのテイストで懐かしくなったし、ラストバトルで流れて熱かった。

雰囲気でいうと、サスペンス寄りの前半クールのほうが好みで、後半は影のルールと時間軸が複雑になり、能力バトルの印象が強い。
だけど、仲間と情報を共有した体育館から総力戦になったバトルは、それぞれが的確に行動していて素敵だったし、アクションも爽快で見応えあった。特に南雲先生。

島の風景や夏の描写も綺麗でノスタルジックな気分も味わえた。
あと、和歌山弁?がめっちゃ耳に心地良かった。
澪がとにかく可愛かった。

※以下、結末のネタバレを含みます。

ループを繰り返しながら困難を乗り越えて平和な世界線に到達した時のカタルシスはやっぱり最高で、最終話は本当に綺麗だった。
のだけど、たこ焼きの約束について。
2人が同じ夢から思い出した奇跡的なものだと受け止めたいけど、あの演出を見ると、24話終了時の記憶をコピーして上書きしたのだろうなと。
そうなると、オリジナルの2人ではなくなってるという複雑なハッピーエンドかもしれない。

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